2026年卒花王の研究開発職の選考対策情報詳細 (非公開/性別非公開) (2025/06/04公開)

面接・選考フロー・ES・志望動機

26年卒

理系

性別非公開

学校名

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非公開

職種

：

研究開発職

年

2025

2026

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志望動機

「人々に笑顔があふれ、心身ともに健康に暮らしていけるような未来を創りたい」という私の願いを叶えるため、貴社を志望する。私は幼い頃から、お風呂場で体を洗う際は貴社の製品であるビオレで体を清潔にし、湯船に浸かる時はバブを使って楽しみながら心身ともにリラックスしてきた。この経験から、日用品には人々の心と体を豊かにできる可能性があることを実感しており、私もよきモノづくりを通じて人々の生活を根底から支えることで世の中に対して恩返しがしたいと強く思うようになった。そこで貴社は長年日用品業界国内トップを走り続けることで社会に貢献している点から、私の理想と一致した。さらに基盤技術力や商品開発力だけでなく、サステナビリティをはじめとする企業としての責任感が同業他社と比較しても抜きん出ている点から、他社では達成できないと考えている。貴社において、人々の幸せな未来づくりに貢献できるような製品開発に挑戦したい。

本選考前活動

インターンシップの参加: 参加しなかった
業界研究・企業研究はどんな風にしましたか？: 会社のホームページを読み込み、製品や研究についての理解を深めた。
セミナー・説明会の参加: 参加した
セミナー・説明会の実施形式: オンライン（顔出し無し）
選考とは関係あるものでしたか？: 関係なかった
どんな服装で参加しましたか？: カジュアル
OB・OG訪問: 訪問しなかった
リクルーター面談: 面談しなかった

エントリーシート

提出時期: 2025年02月中旬
提出方法: 企業HP
ESで聞かれた質問: ご自身の強み・弱みについて、具体的なエピソードを交えてご記入ください。
ESの質問の回答: 私の強みは継続力があるところだ。これはサッカーの大会に向けて体力作りに励んだ経験から言える。私は試合中に体力切れを起こし、最後まで満足のいくプレーができずに悔しい思いをすることが多かった。そこで、大会の2ヶ月前から毎日4km走るようにし、走った後はふくらはぎの筋トレを3分間行い、下半身の強化を目指した。その結果、試合では最後まで運動量を落とさずに活躍することができ、チームメイトから賞賛された。この継続力を活かして、貴社に入社後も粘り強く業務に取り組みたい。
一方で短所は、過度な努力が疲労を招いてしまうことだ。目標に向けて突っ走ってしまうあまり、リラックスを忘れて疲労を蓄積してしまうことがよくある。そこで優秀な研究室の同期は、上手くメリハリをつけて生きていることに気づいた。それを踏まえて、今後は無理のないペースで努力を積み重ねたい。そうすることで心身ともに健康的な成長を心がけたいと考えている。
ESで聞かれた質問: あなたにとって”働く”とはどのようなことですか。お考えをご記入ください。
ESの質問の回答: 2つの意味を持つと考える。
1つ目は社会貢献である。今までの私たちはいわゆる「支えられる」立場であった。社会や家族に育てられながら、知識や経験を積んで成長してきた。それが働く年齢になった今では、私たちが社会を「支える」番である。これまで育ててくれた世代を支えることで恩返しし、さらには次世代の子供達を育てることで未来の社会作りに貢献する。このような社会的責任を果たすことが「働く」だと考える。
2つ目は自らを豊かにすることである。私の初めての「働く」経験は塾講師のアルバイトであった。そこで指導していた生徒が、成績が上がったことを感謝してくれた時には喜びを感じられた。また、わかりやすい説明を心がけることで、相手の立場になって考えることや優れた言語化能力が身についた。「働く」ことは、やりがいや成長を通じて人生に彩りを与えてくれると実感した。
このように「働く」ことは他者と自分に恩恵をもたらすと考える。
ESで聞かれた質問: 専門分野、習得したスキル（実験操作、機器、手法）などをご記入ください。
ESの質問の回答: 専門分野は天然物合成である。私は研究において、糖鎖の合成を行っている。合成に伴う器具の取り扱いに加え、カラムクロマトグラフィー、SEC、ゲル濾過での分離を習得した。また、NMRやESI-MSによる化合物の分子構造の解析を習得しており、詳細な解析ができている。
ESで聞かれた質問: どのような考え、想いで、研究分野・領域を選択したか。
その想いを実現するための研究活動を通し学んだことは何か、残りの大学研究生活で何を得たいかなどをご記入ください。
ESの質問の回答: 私は「世の中の人々の生活を豊かにしたい」という想いから、日用品や医薬品などの幅広い分野で応用されている有機化学を専攻した。特に「人々の不安や困難を取り除けるような研究がしたい」と考え、アレルギーの抑制を目指すテーマを選択した。研究を進めていく中で、幅広い視野を取り入れることは生産性の向上につながることを学んだ。困難に出会った際、他分野の人とも積極的に議論することで、新たな知見が得られて解決に至ることができた。また、自分の言葉で考えをまとめることで研究に対する理解度も深まった。残りの研究生活で、成果を学会で発表して学外の人と討論し、さらなる幅広い視点を取り入れることで化学者として成長したい。
ESで聞かれた質問: 現在の研究を進めるうえで失敗したことは何か、またその時に指導教授からどう指導され、自分はどう思ってどう行動したかをご記入ください。
ESの質問の回答: 糖鎖の合成反応を行う時に試薬を過剰量加えてしまい、目的化合物の収率がかなり低いという失敗をしてしまった。目的の位置にのみ官能基を導入するという実験を行う際に、私はとにかく反応が進行すればいいという安易な考えから、試薬の反応性や等量計算をあまり考慮せずに実験を行った。結果、目的の位置以外にも官能基が導入された副生成物が大量に生じてしまった。指導教員から、「実験の失敗をできるだけ減らす工夫を心がけなさい」と指導された。これを受けて私は、実験前の準備を大事にすることで成功率が向上し、時間や試薬の節約につながって生産性の高い研究ができると考えた。その後は、試薬の反応性などを事前に調べて、試薬量の計算も正確に行うことで準備を万全にした。また反応中は、進行のモニタリングを頻繁に行うことで副生成物ができるだけ生じないように注意した。その結果、実験の成功率が大幅に向上し、有意義な研究が行えるようになった。
ESで聞かれた質問: 花王で取り組みたい研究技術開発の内容、または関心のある分野について2つまでご記入ください。
ESの質問の回答: 私は界面活性剤の研究開発に興味がある。洗剤は私たちの体を清潔に保つためにはなくてはならない存在であり、良い洗剤を使うことで、人々は心身ともに健康な生活を送ることができると考えている。そこで人々の清潔な生活を持続させるために、その根幹となるサステナブルな界面活性剤の研究開発に挑戦したい。環境低負荷な界面活性剤の開発を行うことで、地球と調和しながら未来の人々の生活を健康で清潔に保つことに貢献したい。
ESで聞かれた質問: 入社後のキャリアについて、思い描くことをご記入ください。
ESの質問の回答: 基盤技術研究と商品開発の両方を経験したい。まず入社後は、材料科学の基盤技術研究に携わる。そこで業務を行う中で、部署内外の社員の方々と交流を重ねてシーズや知識を吸収して研究者として成長する。その後は商品開発研究も経験して、ニーズを取り組む力を養う。このようにして基盤研究と商品開発の両方の幅広い視点を身につけた人材へと成長したい。そしてニーズの理解からテーマ提案までを行い、貴社の第一線で活躍したい。

テスト

適性検査・テストの有無: あった
適性検査・テストの実施時期: 2025年03月中旬
適性検査・テストの種類: ミキワメ
適性検査・テストの形式: オンライン

一次選考

選考時期: 2025年03月中旬
選考形式: 単独面接
実施形式: オンライン
面接官の人数: 2人
選考担当者の特徴 （役職・肩書き・入社年次など）: -
選考の雰囲気: 普通
質問内容・課題: 入社後にしたいこと/キャリアプラン
逆質問
研究紹介とそれに対する深掘り
注意した点・感想: 結論ベースで論理的に話すことを意識した。また、オンラインのためカメラ目線で話すことも意識した。
選考の所要時間: 16~30分

二次選考

選考時期: 2025年04月上旬
選考形式: 単独面接
実施形式: 対面
面接官の人数: 5人
選考担当者の特徴 （役職・肩書き・入社年次など）: -
選考の雰囲気: 普通
質問内容・課題: 入社後にしたいこと/キャリアプラン
逆質問
研究紹介とそれに対する深掘り
注意した点・感想: 5人の面接官がいたので、満遍なく見渡して目を見ながらハキハキと話すことを意識した。
研究紹介もできるだけ簡潔に話すことを意識した。
選考の所要時間: 16~30分

内定・内々定

内定連絡を受けた日: 2025年04月上旬
入社する確率: 80~100% ここへの入社をほぼ決定
内定承諾・辞退: 承諾
内定承諾・辞退理由: 福利厚生、知名度、待遇、どれをとっても申し分なく、納得して就活を終えられると考えたから。
他企業からも内定はありましたか: あった
他内定企業を教えてください: -
後輩へのアドバイス: 企業研究に力を入れるべきだと感じた。その中で入社後したいことや志望動機などをクリアにしておくことで、面接にも自信を持って挑めると思う。

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