2008年卒三洋堂書店の志望動機詳細（金沢大学/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

08年卒

文系

男性

学校名

：

金沢大学

職種

：

非公開

志望動機

0　はじめに
　私が何故書店業界を選んだのか、そしてその中でどうして三洋堂書店を選んだのか、この二つに分けて書こうと思います。

1　私が書店業界を志望する理由
　普段からよく本を読み、書店に行く頻度が多いことがきっかけで書店でアルバイトをはじめ、丸2年働いてきました。その中で自ら企画したフェアの商品が売れていくのを見るのはうれしかったし、よし次もというやる気につながりました。
またそのフェアの成功がきっかけでノベルスの部門を任せてもらい、毎月の売上予算とにらめっこしながらも、次はどんなフェアをやろうか、どんなPOPを作ってアピールしようか、などといったことを考えるのが楽しかったことが将来書店で働きたいと考えるようになった理由です。
もちろん正社員あるいは店長という立場になれば一つ一つの部門というよりもっと広い視野でお店全体を見ていく必要があると思います。しかしそこでもスタッフ皆で協力してお店を作り、そしてお客様に喜んでもらうこと、このやりがいは変わらないものだと思うので私は書店で働きたいと考えています。

2　なぜ三洋堂書店なのか
　就職活動が始まり数社の説明会に参加しましたが、どこの説明会に行っても出版業界は斜陽産業であるとか、出版不況はどうにもならないのでそこでどう生き残っていくのか、といった話ばかりが目立っていました。そんな中三洋堂書店の説明会に参加し、他社とは異なる前向きな考え方、そして会社としてどのような方向性で進んでいくのかを明快に説明していただき一気に志望度が増しました。
　具体的には2万人商圏でも採算がとれるようなシステムを持っているので他社が進出できないところで勝負できること、そしてそれが結果的に書店のないところに書店を作っていくことにつながり、都市部と地方での書店利用頻度の格差を解消するという役割を担っていることです。
　また小さいころに本を読む機会のなかった人が大人になって急に本を読み始めることはないので、子供に本に親しんでもらうことが必要である。そしてそれを実現するには、現在一冊1000円を超えていて高すぎる児童書をもっと安くし、子供が欲しいといって持ってきた本を親が全部買ってあげることができるようにしたいという話は、本の値段を変えることはできないと思い込んでいた私にとって大きなインパクトがありました。でもそれは、一人でも多くの人に本と出会ってもらいたいという私の夢と通じるものであり三洋堂書店を志望する大きなポイントになっています。

3　最後に
　私が本を好きになり、本を扱う仕事をしたいと考えたのは本との出会いがあったからです。繰り返しになりますが、一人でも多くの人に素晴らしい本との出会いをしてもらうという夢を三洋堂書店を通じて実現していきたいと思います。

感謝1

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