カネカの秋冬インターン体験記(事務系総合職)_No.23640

「カネカの素材技術を活かし、新規事業、販売戦略を考える」

初日は企業理解のための講義が行われた。2日目はグループに分かれて新規事業立案。チーム内で役割分担し、市場調査、ターゲット設定、製品の特徴設計、収益モデルまでを検討し、社員に向けてプレゼンテーションを実施。プレゼン後にはフィードバックと社員交流の時間が設けられた。社員との座談会もあった。

事前は「素材メーカー＝BtoBの縁の下の力持ち」という印象だったが、実際のインターンでは、カネカの技術が食品、医療、環境エネルギーといった極めて生活に直結する分野で社会を支えていることを深く理解した。自分の仕事が間接的ではなく、直接的に人々の暮らしに貢献する実感が持て、志望度が大きく高まった。

各自が事前に業界研究を十分に行っており、発言の根拠が明確で説得力があった。グループワークの進行もスムーズで、議論の深さだけでなく、時間管理や役割分担の面でも非常に質が高かった。文系・理系問わず、問題解決思考が強い学生が多かった印象である。

非常に穏やかで親しみやすい雰囲気だった。質問に対しても論理的かつ丁寧に答えてくださり、社員同士の距離が近いことが印象的だった。

カネカは単なる素材メーカーではなく、食品・医療・環境・エネルギー分野で、人々の生活を豊かにする製品を多数展開していることを理解できた。

限られた情報と時間の中で、課題を構造的に捉え、論理的に解決策を導く力が鍛えられた。

カネカの幅広い事業を知ることができ、単なる企業理解だけではなく、社会課題解決に向けてどのように自分が働けるのかを具体的に考える機会となった。

カネカは素材技術の提供にとどまらず、「人々の健康」「地球環境の改善」という社会的価値の創出を企業の中心に据えていることを学んだ。グループワークでは、ビジネスの視点と社会課題の視点を両立させることの難しさと重要性を体感した。また、社員の方々が強い使命感と誇りを持って働いていることから、自分のキャリアにおいても「何のために働くのか」を明確にする必要があると感じた。

カネカのインターンでは、素材の知識がなくても問題ない。ただし、社会課題に対する自分の問題意識や、どのように素材がその解決に貢献できるかを事前に考えておくことが重要。グループワークでは、自由な発想と同時に、論理的な構成力やプレゼン力も求められる。社員との交流の場も多いため、積極的に質問し、自分の価値観を深める場として活用してほしい。