カネカの秋冬インターン体験記(事務職)_No.21973

ワークを通じて、「素材売りからソリューションへ」というビジネスモデルとその強みを理解した。
また、自己分析や他己分析を通じて、化学メーカーやその職種への自分の適性を確認した。

・事業内容についての説明
・営業系のグループワーク
・2～3人程度での自己分析＆他己分析、座談会

さらに追加のインターンの案内があり、それに参加すると早期選考に乗る

製造実習は2ヶ月間にわたり高砂・大阪・鹿島の各工場で行われるが、その後は東京配属の可能性が高い点に魅力を感じたから。他の化学メーカーは地方勤務の比重が大きいため、都心での勤務機会があることに惹かれた。
また、化学メーカーにはおとなしい人が多いという先入観を持っていたが、社員同士でBBQを楽しむなど、風通しの良い職場環境であることを知り、プライベートも楽しく働けるのではないかという印象を持ったから。

ESのみの選考であったため、参加者の中には必ずしも協調性が高いとは言えない人も見受けられた。ただし、周囲と積極的に関わりながら取り組む、協調性に富んだ人も一定数存在していた。
また、自己分析や他己分析の中では簡易的な模擬面接も実施されたが、私自身を含め、多くの参加者が面接経験に乏しく、場慣れしていない印象を受けた。

社員さんは明るく優しい方が多い印象。特に人事や営業職の方はアクティブでコミュニケーション能力に長けている方が多かった。

営業のビジネスモデルに対する理解を深めることができた。
ワークでは、自社製品の強み・弱みや市場環境を整理した上で、取引先の販売戦略を立案するにあたり、プラス要素とマイナス要素を洗い出した。その上で、どの取引先に対して、どのような提案や交渉を行うかを検討するプロセスに面白さを感じた。
また、食品事業にも注力しているのが個性的で、事業領域の広さも魅力の1つだと感じた。

自己分析や他己分析は面接の練習になったので成長を実感できた。自分のエピソードに対して他者の視点から質問を受けることで、自分では気づかなかった着眼点を得ることができ、新たな視野が広がった。

座談会では様々な職種の社員から話を聞くことができ、志望職種や事業領域を絞る上で
参考になった。また、社風を感じることもできたと思う。
この後ESを提出すると、2回目のインターンに進むことができ、さらにそのインターンに参加することで早期選考に進むチャンスが与えられる。ただし、私自身は早期選考のESで不合格となったため、過度に期待しすぎない方が良いと感じた。

化学メーカーであるからこそ、身の回りの製品の根源に近い部分に携わることができ、影響範囲の広さを実感した。普段の生活では意識しないが、カネカの生分解性プラスチックがスターバックスのストローに使用されている例からも分かるように、同社の技術は日常の中に深く入り込んでおり、やりがいを感じやすいと考えた。

合計4日ほどのインターンに参加すると早期選考に繋がるが、自身は早期選考のエントリーシートで不合格となったため、タイムパフォーマンスが良いかどうかは疑問である。なお、インターン自体には選考要素がないため、ありのままの自分で臨めばよい。ただし、時間があれば、社員に聞いておきたいことを事前に整理しておくと有意義である。働き方についてはホワイトな印象を受けた。また、他の化学メーカーと比較すると、明るくノリの良い社員が多いと感じた。その雰囲気に馴染めそうであれば、楽しく働ける環境であると考えられる。