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| 提出締切時期 | 2024年7月下旬 |
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私の長所である「目標に向かって努力できる粘り強さ」を活かして課題解決に取り組みたい。私は目的化合物を合成する際、低い収率に悩まされるなど、何度も困難に直面した。しかし、試行錯誤を繰り返すことで、最終的に合成を成功させた経験がある。この粘り強さを活かして、インターンシップ中に直面する課題や困難に対しても諦めず取り組むことで、解決策を見つけ出して成果を上げることができると考える。また、研究で培った自身の有機合成の技術や知識を活かして業務に取り組むとともに、研究員の方々から専門的や視野を吸収したい。このような姿勢で業務に取り組むことで、貴社で活躍するための成長に繋げたい。
アレルギー反応を効率良く抑えるための材料の開発を目指して研究を行っている。
免疫に関わる細胞上には〇〇と呼ばれる受容体が存在し、〇〇が特定の糖鎖を認識することで炎症反応が抑制されることが判明している。そこで、この〇〇に対してより選択的かつ親和的に結合する糖鎖材料を開発することが、特定のアレルギー疾患を効率良く抑えることにつながると期待されている。そのためこの研究は、アレルギーや炎症性疾患の治療において、新しい治療戦略を開発するための基盤となる独創的なアプローチだと考えられる。
本研究では、〇〇に親和的であると予想される糖鎖を設計して合成し、糖鎖と〇〇の親和性を評価することで、最適な糖鎖の設計を目的とした。親和性の評価方法としては、タンパク質とリガンドの相互作用を検証するのに適しているNMR分光法の特定のプログラムを用いた。そうすることで、糖鎖構造の中で、相互作用に寄与している原子団を詳しく分析することができると考えた。〇〇の特異的リガンド認識機構を詳細に理解でき、従来の研究では解明されていなかった部分を補完できるという点から、新規性があると考えている。
現在は、論文を参考に条件検討を重ねながら最適な合成手法の検討と、合成した糖鎖と〇〇の親和性を評価することで、〇〇との相互作用に最適な糖鎖の構造の模索を行っている。
文章の流れを意識し、読み手が読みやすいように意識した。