住友化学の秋冬インターン体験記(事務系職種)_No.2468

住友化学株式会社の新工場建設企画体験

基本的な企業説明があった後に、ワークへと移った。ワークは2ステップに分かれ、まずステップ1ではある商材についての理解を深め、後のステップではその商材を作成する工場をどこに建てるかを考えるという展開であり、グループで40分ほどの話し合いの後各グループごと1分半の発表時間が与えられた。また、模造紙に発表内容をまとめる必要があった。全ての発表が終わった後それぞれの班ごとにフィードバックがなされ、自分たちの取り組みを見直すことが出来た。その後は5名ほどの社員の方々との座談会の機会があり、3ターム制で行われた。2ターム目以降は学生が各々話を伺いたい社員のもとへ行くことが出来た。

実際に社内で行われていた議題が題材にされたワークであった為、自分が将来働くイメージを膨らませることが出来た。座談会ではお話を伺いたい社員の方を選ぶことができ、自分の疑問を解消する上でより効果的であった。

グループワークでも積極的に発言をする者が多くいた印象であった。発言が控えめな人も熟考の上に的を得た発言をしているように見え、全体的に学生のレベルは高いと感じた。また発表の場では多くの学生が落ち着いてこなしており、そのような場に慣れていそうな印象を受けた。

化学系の会社であることから学生が堅いイメージを持ちやすいのか、そのような雰囲気を作らないようにフラットなやりとりをしている面も見られた。グループワーク中も社員の方が笑顔で見回っていて、全体的に柔らかい雰囲気であった。

限られた時間の中でグループとして意見をまとめ、発表用の模造紙を作る必要もあったので円滑なコミュニケーション力の重要性を学んだ。また、化学系の会社は理系の社員がメインだと考えていたが、文系にも活躍する場は十分にあり、将来の視野が広まった。

会社の事業内容や社員の方々の雰囲気だけではなく、志望している学生がどのような人間か、自分とマッチしそうか等を知るいい機会でもあると思います。グループでワークに取り組む前にも個人で資料を読み、化学系の商材について理解を深める時間があるので文系の身としても取り組みやすかったです。