2007年卒旭化成の志望動機詳細（広島大学大学院/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

07年卒

理系

男性

学校名

：

広島大学大学院

職種

：

非公開

志望動機

私は、研究テーマの裾野への好奇心を持っています。私が、学部時代の装置担当者になる以前は、放課後、土日を問わず、ほぼ毎日図書館へ行き授業で学ぶ内容を以上のことを学習するよう心がけてきました。装置担当者になってからは、研究が忙しくゆっくり席について学習する時間が取れなくなりました。しかし、私は、深夜家へ帰った後でも、寝る前30分は必ず、用いている装置や光源を理解するため工学系の本や、他大学との共同研究や学会で興味を持った材料に関する本など、私が毎日の研究で学ぶこととは少しずれた分野の学習を行い、知識の裾野を増やすよう努力しました。その結果、私の研究において、超伝導の分野では当たり前になっていた解析方法を、初めて磁性体に当てはめた結果、新しいことを発見することができました。この、磁性体を異なる視点で見ていく研究は、その後、研究室内の一つの研究テーマとなり日本学術振興会より研究費をもらうことができました。このように、私の知識の裾野を増やすことで、新しい見方ができることを学び、長年続けてきた習慣がさらに楽しいものになりました。
　旭化成への志望動機は、このような私の分野とは少し異なる分野である化学への好奇心からです。会社説明会で聞いた、旭化成の事業間を越えた人事ローテーションを行い異なる専門同志が交じり合い新しいものを作っていく社風。特に、Liイオン電池の開発を電池を研究したことが無い化学分野の方が行ったという具体例に興味を持ち、他分野の研究者が知識の幅を広げ新しいものを開発していく風土があると感じました。そして、旭化成なら、私の物理の知識を生かしながら、他分野の人々と関わりを持つことで、新しく幅広い知識を深めながら成長できると感じたことが私の志望理由です。

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