東レを志望するのは、素材開発を支える IT 基盤を自らの手で革新し、研究・生産・サプライチェーンの速度と精度を飛躍的に高められる唯一のフィールドだと感じたからです。炭素繊維など世界トップシェアを誇る最先端素材の開発には、クラウドや AI を活用した大規模データ分析基盤と、グローバルで統一されたゼロトラストセキュリティが不可欠です。私は大学で培った設計力と、塾講師で養った課題構造化・巻き込み力を強みとし、研究所・工場・海外拠点を横断する共創チームを主導して、素材開発サイクルを短縮し社会実装を加速させたいと考えています。「素材には、社会を変える力がある」というパーパスを IT で後押しし、人と地球に貢献するグローバル基盤を築くことが私の目標です。
東レグループの IT インフラを「素材開発力を最大化するデジタル基盤」へ進化させたいと考えます。具体的には、クラウド上に統合データ分析基盤を構築し、研究・生産で発生する大量データをリアルタイムに共有できる環境を実現します。AI による素材設計シミュレーションや設備保全予測を加速させることで開発期間を短縮し、炭素繊維をはじめとする先端素材の社会実装を早めたいからです。また、ゼロトラスト型セキュリティとグローバルネットワークを組み合わせ、海外拠点でも同水準の安全性と生産性を確保します。IT 基盤の革新を通じて「素材には、社会を変える力がある」という東レのパーパスを世界規模で実現させたいと考えています。