慢性維持透析患者数は一年に約一万人のペースで増加している。ダイアライザの性能は以前と比較すると格段に向上したが、それでも手根管症候群をはじめとした透析治療の負の側面に悩まされる患者は依然として多い。また、昨今の世界的な急激な人口増加により、水資源に対する需要が逼迫しつつあり、今後飲料水の供給が大きな問題となっていくことが考えられる。これらの状況を鑑み、私は社会に出て社会全体のQuality Of Lifeを向上させる仕事がしたいと考えており、研究で携わっている透析関連だけにとらわれずに幅広い可能性に挑戦したい。そこで透析関連事業だけでなく水処理事業や炭素繊維事業など幅広く事業を展開している貴社で、私は新たな製品を市場に提供することで社会全体に貢献したいと強く願っている。