基本情報
2021年卒|京都大学|男性|文系
他企業でのインターン
阪急阪神ホールディングス
- 2019年9月下旬
- 大阪府
- 2日間
- 有給
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2019年7月中旬 |
|---|
語群からお金を選択した。以下回答。
お金とは時間の価値を凝縮させ、時間の変換、保存を可能にしたものである。つまり、お金を仲立ちにして時間を変換するのだ。商品とは時間を自分の思うようにデザインするための道具であり、自分の時間を労働に充てることでお金を獲得し、そのお金を使って自分の望む時間を手に入れるというのが経済活動の基本的構図だと私は考えている。例えば、旅行に行くことは非日常的な時間を手に入れるための経済活動であるといった具合だ。そして商品の価値を決めるのは、その商品を消費者自ら生み出すのがどれほど困難か、換言するとどれほど時間がかかるかによると考える。先の例では、旅行に行くにあたって、自分の力で移動することは困難で時間がかかるため、お金に保存した自分の労働の時間を移動手段に変換することで時間短縮を可能にしているのだ。お金のメリットは万人にとって共通の価値の尺度であるということである。貨幣経済成立以前は個人や環境によってモノの価値が変わり、時間の変換を安定して行うことができなかった。一方、お金のデメリットは人々の持つ時間を不平等にしてしまうことである。裕福な家庭に生まれた子どもは、そうでない子どもよりも労せず自分の時間を理想へ近づけることができるし、優れた感性を持つ人は生まれながらに時間をお金に変える力を持っているのだ。「時間は全ての人間に平等に与えられている」という諺があるが、貨幣経済においてこれは偽である。
小論文のような形式だったので、とにかく説得力があり、筋の通っている文章を書くことを心がけた。大学で社会学を学んでいたので、社会学での貨幣をめぐる議論を参考にし、意見に深みを持たせた。