基本情報
2021年卒|上智大学|男性|文系
他企業でのインターン
日本経済新聞社
- 2019年9月中旬
- 東京都
- 2日間
- 有給
- 昼食支給あり
ES
| 提出締切時期 | 2019年7月下旬 |
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「許す」とは他者を受け入れる行為である。価値観が多様化し何が正しいのかが分からなく なった現代社会では、他者を理解しようとしてもできない部分が多くある。「許す」とは、 理解できない他者をそのために排他しようとする行為なのではなく、理解できない部分を アクセプトする行為であり、現代にこそ必要なものであると私は考える。私は大学生の間に 日本以外の外の世界を知りたいと考え、東南アジアを中心に数か月間放浪したことがあっ た。そこでは様々な文化、伝統やアイデンティティを持った多くの人との出会いがあったが、 たとえば時間感覚や衛生面の配慮など彼らを理解できず口論になったこともあった。そこ で感じたのが他者を許し受け入れることの必要性である。生きてきた環境やそこで育まれ た価値観が違えば、彼らについて理解できない部分があるのは当然であり、その部分は受け 入れるしかできないのだと分かった。「許す」に対するこの考えは、現代にこそ必要なので はないだろうか。グローバル化によって多様な価値観を持った人と関わることが多くなり、 国内だけでも情報が多様化し同じ価値観の形成が難しくなってきている。これは理解でき ない他者と関わる機会が増え、それによって怒りや嫌悪の感情が生まれることを意味して いる。それは理解しようとする傲慢さから生まれる感情であり、「許す」すなわち受け入れ ることによって解消できる問題なのではないだろうか。
とにかく論理性と、自分の真意を伝えることに気を配った。