不二製油グループ本社の夏インターン体験記(研究開発職)_No.22506

新素材の開発とそれをもとにした新商品の企画立案

内容に関しては、新素材の開発と新商品の企画立案というものでした。そのため、不二製油の強みや取り組みを踏まえて、消費者のニーズを第一に考えること意識しました。グループワークでは、班員の方が皆優秀であったため、私はサポート役に回りながら行っていきました。自身の経験に基づいた意見や現状分析をおこなったうえでの提案が多く、実際に研究開発を行っているような気持ちになりました。
班員皆のおかげで、良い議論とスライドができ、優秀班に選ばれることができました。班員の誰かが欠けてしまっていたら、これほど有意義な議論にならなかったと思います。改めて研究開発職におけるチームワークの重要性を認識することができたと思います。

このイベントに参加することで、冬季のイベントにも参加できるようになります。冬季イベントにも参加すると早期選考の案内がきます。

インターンを通じて、不二製油が「植物性素材の可能性を追求する」というミッションのもと、研究開発から製品化まで一貫して社会課題に挑んでいることを実感しました。特に、食の多様性や持続可能性に対する姿勢に深く共感し、自分もその一翼を担いたいと感じたことで志望度が大きく上がりました。

11月ごろに冬のイベントに案内されます。

インターンで共に取り組んだ学生は、皆さん非常に高い意識とスキルを持っていると感じました。特に印象的だったのは、グループワークでの議論の質の高さです。例えば、限られた時間の中で消費者ニーズや市場動向を迅速に分析し、それに基づいて新商品の企画を具体的なアイデアに落とし込む力が非常に優れていました。また、誰か一人が突出するのではなく、各メンバーが自分の役割を理解したうえでチームとして補完し合い、全員でアウトプットの質を高めていく姿勢が印象的でした。このようなメンバーと協働できたことは、自分にとっても大きな刺激になり、研究開発職におけるチームワークの重要性を改めて認識する機会となりました。

社員の方々は、学生の質問にも丁寧に答えてくださり、研究内容だけでなく、働き方や苦労・やりがいについても率直に話してくださいました。特に座談会では、若手からベテランまで一体感のある雰囲気が伝わり、風通しの良さや協力し合う文化が根付いていることを感じました。

参加前は植物油脂の製造・販売が中心というイメージでしたが、インターンを通して大豆素材や乳化・発酵技術など、幅広い植物性素材を駆使して多様な価値を創出していることを学びました。単なる食品素材メーカーではなく、「食の未来」を技術で支える企業であると理解が深まりました。

研究開発の疑似体験に加え、社員との座談会、成果発表とフィードバックまで、短時間でも密度の濃いプログラムでした。特に、チームでの議論では、実際の開発現場さながらの視点が求められ、学びが多かったです。製品開発のスピード感や部門連携の重要性なども具体的に知ることができ、非常に充実した時間でした。

研究開発は単に技術を追求するだけでなく、コスト・品質・スピードのバランスを取りながら、他部門と連携して社会に価値を届ける仕事であると学びました。また、消費者目線に立ち続ける姿勢や、「誰かの食を支える」という使命感が、社員の方々から強く伝わってきました。

企業の技術や事業内容を事前にしっかり調べ、自分の関心領域とどうつながるかを考えて臨むと、学びが深まります。グループワークでは発言だけでなく、議論を整理・サポートする姿勢も評価されるので、自分の強みを活かすことを意識しましょう。また、社員との交流から得られる情報は非常に貴重なので、積極的に質問してみてください。