ヤクルト本社の秋冬インターン体験記(食品開発職)_No.24571

工場見学とグループワーク

1日目はオンライン形式での座学研修を通じて、企業や業界の基礎知識を学びました。その後、海外工場で活躍する先輩社員との座談会が行われ、現場での実体験やグローバルな働き方について具体的なお話を伺うことができました。

2日目は実際に工場を訪問し、生産現場の見学を行いました。続いて、グループに分かれて課題解決型のワークに取り組み、最後には社員の方々との座談会を通じて、職場の雰囲気やキャリアパスについて理解を深めました。

全員が早期選考へ案内

工場見学やワークを通じて、現場での高い技術力と、社会課題に向き合う姿勢を知ることができ、自分もその一員として働きたいという思いがより明確になりました。

一緒に参加した学生は、国公立大の理系院生が多く、資料読解や論点整理の力が非常に高いと感じました。

社員の方々は終始フラットで、学生の発言にも真剣に耳を傾けてくださいました。フィードバックの場では、ただの評価で終わらず、「その考えをさらに深めるには？」といった問いかけを通じて、学びを深めてくれました。

工場見学やグループワークなど、座学にとどまらず実務を想定した体験ができた点が非常に良かったです。とくに、与えられた資料量が多く、そこから「必要な情報を抽出し整理する力」が問われ、非常に濃い3日間でした。現場感やリアルな意思決定の難しさも学ぶことができました。

インターンでは、顧客視点と企業戦略を両立させることの難しさと重要性を学びました。データやインサイトをもとに提案を考える過程で、「ターゲットに寄り添う」視点だけでなく、「実現性・ブランド価値・コスト感」まで含めて考える力が求められました。また、チームで何度も軌道修正をしながら一つの提案を作り上げるプロセスは、研究とは異なる協働の難しさと面白さがあり、自分の視野が大きく広がりました。

とにかく事前準備が大切です。資料量が多く、仮説思考と市場理解が両立できないと本番で苦戦します。食品業界のトレンドやターゲット層の特徴を押さえておくと、ワークがスムーズになります。また、論理性と柔軟性を両立させるよう心がけてください。正解を求めすぎず、限られた時間でベストを尽くす姿勢が重要です。最後に、チーム内での信頼関係構築も結果に大きく影響します。