- 2024年11月中旬
- オンライン
- 1日間
ES
| 提出締切時期 | 2024年10月下旬 |
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大学の硬式野球部で1部昇格を目標に部内改革に取り組んだ。幹部就任時、チームは戦績不振に苦しんでいた。不振の原因を特定するために部員にヒアリングを行ったところ、部員間の意欲の乖離が個人目標の有無に起因していることと、自己の課題を的確に捉えて克服に取り組む部員が少ないという問題を見出した。そこで、幹部を中心に周囲を巻き込む形で練習体制の構築に努めた。具体的には、以下の2つの策を講じた。1つ目は縦割り班を導入し、個人目標の設定と達成に向けた取り組みを班員同士で評価し合った。2つ目は全体練習日に1時間の自主練習を設けて、部員が自己課題に向き合い主体的に取り組む環境を形成した。私は、部員に対して施策の意図を説明し、実施後の部員の声を拾い続けることで施策の改善に反映させる役割を担った。その結果、部員の技術と当事者意識が向上し、チームとしての一体感が生まれ、15年ぶりに入れ替え戦に進出することができた。
高校時代に所属した野球部の最後の大会での経験だ。その大会で、私は個人としては満足のいく結果を収めることができた一方で、チームは惜しくも敗退してしまった。試合後に、涙するチームメイトの姿を見て、個人の活躍に主眼を置く自己中心的な考えの虚しさを痛感した。それまでの野球人生では、自分の技術を高めることや活躍して脚光を浴びることに執着し、チーム目標に対する当事者意識や責任感が不足していた。これを機に、私はチームが一丸となって目標を達成するためにどうしたら良いか、そのためには自分に何ができるのかを考えるようになり、大学でも野球を続けることを決意した。そして、大学の野球部では副主将を務めて、部員全員がチーム目標を共有することで一体感を高め、それぞれが達成に向けて成長曲線を描く組織構築に尽力した。この経験から、自分一人の幸せを超えて、周囲の人々と共に幸福を追求することに大きな意義を見出すようになった。
ロジックだてることと、簡潔さを意識して、何度も添削を依頼して書き上げた。