JSOLの秋冬インターン体験記(ITソリューションフィールド)_No.22886

特定の業界の企業様に向けて、新たな BI ツールの導入をJSOLの立場で支援する

インターンシップの内容はグループワークと座談会で構成されていました。グループワークは、ある企業の課題に対して、業務プロセスの改善提案を行うという内容でした。チームで課題の背景や現状を分析し、ITの力でどんな支援ができるかを考えるという、まさにコンサルティング的な思考が求められるものでした。現実に即したテーマだったので、実務を疑似体験できた感覚がありました。

参加者には書類選考の免除があると伺っていて、実際にその通りでした。

実際のプロジェクト事例を題材にしたワークや社員の方々との交流を通じて、顧客の本質的な課題に向き合い、ITを活用して業務改革を実現していく姿勢に強く惹かれました。また、「お客様に真摯に向き合う」という言葉通り、丁寧に仕事に取り組む社員の方々の姿勢に触れ、自分もこの環境で成長したいと強く思い、志望度が一層高まりました。

周囲の学生は、限られた時間の中で情報を整理し、論理的に意見をまとめる力があり、グループワークでも積極的に議論をリードしていました。他の大手企業の参加者よりは劣るものの、相手の意見を尊重しつつも、自分の意見をしっかり伝えるコミュニケーション力もあり、全体として質の高い議論が展開されたことが印象に残っているため、普通よりの高めで有ると感じました。

全体的に穏やかで落ち着いた雰囲気の社員が多く、質問にも丁寧に対応してくださる姿が印象的でした。学生一人ひとりに真摯に向き合い、どんな質問にも実体験を交えて答えてくださる姿勢から、風通しの良さと人を大切にする社風を感じました。

インターン前は「SAP」や「業務改革支援」といったキーワードが漠然としていましたが、実際の業務課題をベースとしたワークを通して、ERP導入の意義や、ITと業務理解の両方が求められる職種であることが明確に理解できました。また、プロジェクトの進め方やチーム内の役割分担など、実務の流れもイメージできるようになりました。

1日未満と短期間ながら、講義・グループワーク・社員座談会と内容が盛りだくさんで、学びと気づきが多い非常に密度の高いプログラムでした。単なる説明にとどまらず、実践形式で考え抜く機会が多く、IT業界やJSOLの仕事に対する理解が深まりました。

JSOLのプライム案件が高いことからも分かるように、IT導入は単なるシステムの導入ではなく、業務の本質的な課題を捉え、改善策を考え抜くことが求められることを学びました。また、プロジェクトにおける「チームでの役割分担」や「顧客との信頼関係」の重要性を実感しました。

ITの知識がなくても大丈夫ですが、事前にERPや業務改革支援に関する基本的な知識を少し調べておくと、より深く学べると思います。また、積極的に意見を出し、周囲と協力しながら課題に取り組む姿勢が大切です。社員の方々との会話の機会も多いため、自分から質問することで多くの学びが得られると思います。