KPMG税理士法人の夏インターン体験記(税理)_No.18995

業務理解型インターン。インターンの目的や全体の流れについて説明。ボードゲームの進行方法や役割分担のルール、評価基準などを明確にする。クライアント企業役とコンサルティング企業役にチーム分け。

1日目にやったこと
まず、オリエンテーションが行われ、インターンの目的やスケジュール、評価基準について説明を受けました。その後、参加者同士や担当者との自己紹介やアイスブレイクがあり、チーム内の雰囲気を作る機会が設けられました。次に、税務コンサルティング業界や主催企業の役割についての講義が行われ、業界のトレンドや実務での成功事例を学びました。これにより、税務コンサルティングがどのように企業経営に影響を与えるかを具体的に理解することができました。

その後、ボードゲーム形式で行うシミュレーションのルールや進行方法について詳細な説明を受けました。さらに、クライアント企業役とコンサルティング企業役に分かれ、チームメンバーが決定しました。そして、初期の課題が提示され、各チームで現状の課題を整理し、初期戦略を立てるためのディスカッションを行いました。1日目は、税務コンサルティングの基礎的な理解を深めるとともに、チームとしての協力体制を構築する重要な一日となりました。

2日目にやったこと
実践的な活動を通じて課題解決力やチームワークを発揮する重要な日となりました。午前中は、1日目に提示された課題に基づき、各チームが具体的な戦略を練る時間が設けられました。クライアント企業役は、事業目標や税務上の優先事項を明確化し、現実的な施策を検討しました。一方、コンサルティング企業役は、クライアントのニーズを深く理解し、それに基づいた提案を練り上げました。

午後からは、ボードゲーム形式のシミュレーションが本格的にスタートしました。各チームは交互に行動を起こし、税務施策が企業の財務状況や成長にどのように影響を与えるかをリアルタイムで体験しました。ゲームの進行中には、新たな市場動向や予期しない課題が発生する設定が組み込まれており、チームでの迅速な意思決定と柔軟な対応が求められました。

業務内容が非常に専門的であり、自分の現時点での知識やスキルがその領域には十分に達していないと感じたためです。特に、税務コンサルティングという分野は、法律や財務、経営戦略といった多岐にわたる専門知識が必要であり、それらをクライアントの具体的なニーズに合わせて柔軟に活用することが求められます。この高度なスキルセットを持つ社員の方々の話を聞く中で、自分との差を強く感じました。

落ち着いており、賢そうな雰囲気の人が多かった。男女比は半々で、会計士を目指している人が多かった印象

税務コンサルティングの実務に近い業務内容を学ぶことができました。具体的には、クライアント企業の財務データや経営戦略を基に最適な税務戦略を立案し、税制や税務優遇措置を活用して経営効率化を図るプロセスを体験しました。また、クライアント視点に立って企業が直面する課題やニーズを分析し、それに応じた具体的な提案を行う力を養いました。

税務コンサルティングに関連する基本的な税制や節税施策について、もう少し深く勉強しておけば良かったと感じました。特に、法人税や消費税の仕組み、租税回避や税制優遇措置の具体例などを事前に学んでおくことで、課題に対する理解がよりスムーズになったと思います。また、財務諸表の読み方や、キャッシュフローの分析方法についても事前に勉強しておくと、より具体的な戦略を立てやすかったと感じます。