ベイカレント・コンサルティングの夏インターン体験記(コンサルタント職)_No.20232

他コンサルティングファームのへのコンサルティング内容の立案

インターンシップは1日間のプログラムだった。最初に簡単な会社説明と課題の説明があり、その後すぐに6人程度のグループに分かれてグループワークが始まった。限られた時間の中で、お題の企業の強み・弱み、市場環境、競合動向などを分析し、具体的な戦略オプションを考案した。メンター社員の方が同席しており、質問や相談が可能だった。最後に、グループごとに戦略を発表し、マネージャークラスの社員の方から鋭いフィードバックをいただいた。ワーク終了後には、若手社員の方々との座談会があり、リアルな働き方について聞くことができた。

インターン参加者全員が最終選考に案内されると聞いたため、本選考において有利になる可能性は高いと感じた。インターン中のパフォーマンスも評価されている可能性がある。

志望度は大きく上がった。実践的なワークを通じて、コンサルタントの仕事の醍醐味である「知的な挑戦」を体感できたことが大きい。難易度の高い課題に対して、優秀な仲間と議論を重ね、戦略を練り上げていくプロセスは非常に刺激的だった。また、社員の方々がスマートで論理的でありながらも、親身に相談に乗ってくださる姿を見て、このような環境で自身も成長したいと強く感じた。想像していたよりも風通しが良く、若手にも裁量が与えられる社風も魅力的だった。

非常にレベルが高く、優秀な学生が集まっていると感じた。皆、論理的思考力やコミュニケーション能力が高く、議論も活発だった。自分にはない視点や知識を持っている学生も多く、グループワークを通じて多くの刺激と学びを得ることができた。有名大学の学生が多かった印象。

全体的にスマートで知的な雰囲気を感じた。社員の方々は若手でも落ち着きがあり、自信を持って仕事に取り組んでいる印象を受けた。いわゆる外資系コンサルのような「Up or Out」の雰囲気はあまり感じられず、日系企業らしい穏やかさも併せ持っているように感じた。座談会では、ワークライフバランスについても比較的正直に話していただけた。

参加前は漠然としていたコンサルタントの仕事内容について、解像度が格段に上がった。特に、情報収集・分析から課題特定、戦略立案、そしてそれを論理的に説明するという一連の思考プロセスを体験できたことが大きい。また、ベイカレントの特徴であるワンプール制についても、社員の方の話を聞く中で、多様な経験を積めるメリットを具体的に理解できた。

短期間ではあったが、成長できたと感じる。特に、時間的制約の中で結論を出すための思考力や、多様な意見をまとめ上げるファシリテーション能力、そしてプレッシャーの中で自分の考えを的確に伝えるプレゼンテーション能力が鍛えられた。優秀な学生や社員の方々から受けた刺激も、今後の成長への糧となった。

非常に充実した1日だった。インプット（会社説明）は最小限で、ほとんどの時間が実践的なグループワークに充てられており、コンサルティング業務のリアルを体感できた。社員の方との距離も近く、質疑応答やフィードバックの機会も十分にあり、満足度は高かった。

コンサルタントには、論理的思考力や分析力といったハードスキルに加え、クライアントやチームメンバーと円滑なコミュニケーションを図るソフトスキル、そしてプレッシャーの中で成果を出すための精神的なタフさが求められることを学んだ。また、課題解決においては、多様な視点を取り入れ、チームで議論を深めることの重要性を再認識した。

コンサルティング業界やベイカレントについて事前に調べておくことはもちろん有効だが、それ以上に、ケース面接の対策（基本的なフレームワークの理解、思考プロセスの訓練）や、グループディスカッションに慣れておくことが重要だと感じた。限られた時間で成果を出す必要があるので、タイムマネジメントを意識することも大切だ。