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設問:学生時代力を入れて取り組んだこと(700文字以内)
私が学生時代に力を入れて取り組んだことは、行動モデルの分析を通じた防災研究です。特に、津波避難における人々の意思決定プロセスに興味を持ち、行動モデルの分析をテーマに研究を進めました。このテーマは、数式
を多用したモデルの構築や、Pythonを用いたデータの解析など、高度な技術的スキルが必要でした。当初は、数式やプログラミングに慣れておらず、大きな壁に直面しましたが、教授や先輩方から助言をいただきながら、一つひとつの課題を細分化して取り組むことで、少しずつ克服していきました。 まず、文献調査を通じて行動モデルの理論的な背景を理解し、その上で、実際の津波避難のデータを収集・分析しました。特に、リスク認識がどのように避難行動に影響を与えるかという点に着目し、さまざまな変数をモデルに組み込むことで、避難行動を予測するモデルを構築しました。この過程で、複数の統計的手法やデータ解析ツールを学び、活用することで、モデルの精度を向上させることができました。 また、研究の進行中には度重なる失敗や予期せぬ問題が発生しました。特に、データがうまく集まらなかったり、モデルの精度が想定より低かったりといった課題に直面しましたが、これらを乗り越えるために、フィードバックを受けつつアプローチを見直し、最適な方法を模索しました。結果として、研究を通じて、リスク認識が避難行動に与える影響を定量的に示すことができ、学会で発表する機会も得ました。 この経験を通じて学んだことは、粘り強さと課題解決力の重要性です。大きな課題に直面したときでも、焦らずに問題を細分化し、段階的に解決していくことで、最終的な成果に繋がることを実感しました。また、教授や先輩からの助言を柔軟に受け入れ、他者と協力して取り組むことで、自分一人では到達できない解決策にたどり着くことができたのも貴重な学びでした。 今後、私はこの経験を活かし、どのような課題に直面しても、冷静に分析し、一歩一歩着実に解決していく姿勢を持ち続けたいと考えています。そして、チームで協力しながら、社会に貢献できるようなプロジェクトに積極的に関わりたいと思っています。
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エントリーシート記入時に注意した点やアドバイス
文字数が多いため、長々と書くよりも要点をわかりやすく伝えることを意識した。また、誤字脱字を無くすように何度もチェックした。