レイヤーズ・コンサルティングの夏インターン体験記(経営コンサル)_No.20515

知人が起業した飲食店の運営に協力した経験である。
このお店は今年3月に開店したばかりで、知名度が低く、集客の安定が課題であった。そこで、集客の不安定さの原因を探るために、顧客情報を収集・分析した。その結果、再来店に繋がりやすい地元住民の来店が少ないことを発見した。
この問題を解決するために、まず、SNSでお店近辺の飲食店を重点的に発信している方にアプローチし、お店を取り上げてもらう施策を実施した。また、地域の商店街にある他のお店とショップカードを交換し、お店においていただく取り組みも行った。これらの施策により、地元住民にターゲットを絞った宣伝を低コストで実施することに成功した。
結果として、地元住民からの認知度が向上し、地元住民のお客様の割合を、開店当初の2割から5割に増加させることに成功し、安定した集客を達成した。
この経験から、顧客分析から、的確な施策を提案する力を培うことに成功した。

コンサルティング業界に興味を持った理由は、私の経験を活かせるフィールドであると考えたからだ。コンサルティング業界で活躍するには、「コミュニケーション能力」、「情報の収集と分析力」、「課題解決力」の3つの能力が必要になると考える。これらの力は、知人が起業した飲食店を共に運営する中で、顧客分析を担当し、お客様とのコミュニケーションの中から課題解決の糸口を探って的確な施策を実施してきた私の経験に通じるものがあると考える。また、結婚式場のアルバイトでサービス責任者を務めた経験から培った、「顧客目線で価値を提供する力」も、コンサルティング業界で活かせるのではないかと考え、興味を持った。
特に経営コンサルタント職に興味を持った理由は、企業経営全般についての幅広い経験と知識を習得することができるからである。またクライアント企業の事業に合わせて自身の専門性を高めることができる点にも魅力を感じている。

私の誰にも負けない強みは、課題解決に対する強い情熱である。どのような環境においても、改善の余地を探り出し、発見した課題を確実に解決することに自信がある。
私のアルバイト先の人気飲食チェーン店では、新人スタッフの研修が不十分で、早期退職が多発していた。これに対し、スタッフをはじめ、社員の方も仕方ないことでだと諦めていた。しかし、私はこの状況を放置することに納得がいかず、その改善を社員の方、他の責任者の方に呼びかけ、原因を模索した。その原因として多くの声上がったマニュアルに関し、改善案を作成したところ、本社のマニュアル再編プロジェクトに参加することとなった。最終的には、研修生には不要な知識を除いた、新人スタッフ専用のマニュアルを作成することに成功した。現在、三ヶ月以内退職率はもとの4割から1.5割に低下しており、効果を実感している。
このように、課題解決への情熱と行動力は誰にも負けないと自負している。

まず結論を端的に示し、その後に課題・行動・結果の順で具体的なエピソードを簡潔に述べることで、400字という制限の中でも自分の強みが伝わるよう工夫した。また、コンサル業界を志望する上で重要となる「課題発見力」や「定量的な成果」の要素を盛り込むことも意識し、自身の経験がどのように業務に活かせるかが伝わるように意識した。

就活の選考過程にエントリーシートは必要か

一般的なグルディスと同じ。（30分ほど）
テーマ発表→議論（画面共有可）
議論中には面接官はいなかったと記憶している。

良い主張をすることだけが合格の鍵ではなく、例えば議論に参加できていない人に話をふってあげることなど、チームビルディングの面も評価がされると感じるため、両面を磨くことが肝要と感じる。

短時間でのグループディスカッションを通して、論理的思考力・協調性・主体性の3点が特に重視されていたと感じました。