NTT西日本の秋冬インターン体験記(データサイエンティスト)_No.23400

とある小売業の〇〇部の部長をリストから選任する

与えられたデータをうまく活用し、論理的に選任する

早期選考に案内される

業務と離れているため、企業理解にはつながらなかった

特に目立った学生はいないが、議論は滞りなく進んだ

「データ分析は手段であり、真に価値を持つのは“その分析結果を誰に・どう届けるか”という設計力である」ということである。インターンでは実際の地域課題や業務効率化テーマを題材に、チームで仮説を立て、必要なデータ項目を想定し、施策提案までを行った。印象的だったのは、数値を並べるだけでは説得力が生まれず、データの背景・文脈を深く理解し、現場の意思決定者が納得し行動に移せるような伝え方が求められるという点である。データを“現場に効くかたち”にまで加工する発想力と、課題の根底にある構造を見抜く力が、データサイエンティストにとって不可欠であることを強く実感した。

分析スキルの高さよりも、「課題の構造を捉える力」と「社会的インパクトを意識した提案力」が重視されていると感じた。データ分析というとモデルの精度や技術に意識が向きがちだが、実際の現場では、限られたデータと時間の中で、いかに本質的な論点を見出し、意思決定に結びつくストーリーを構築できるかが問われる。