日本製紙の夏インターン体験記(総合職)_No.24604

「セルロースナノファイバーや紙パッケージ事業といった次世代技術・事業に対する企業の取り組みと可能性の理解」が主な課題として設定されていたと感じる。直接的なグループワークでの課題解決ではなく、企業が変革期にある中で、どのような製品や研究を通じて未来を切り拓こうとしているのか、その現場を肌で感じ、理解を深めることがこのインターンの目的であった。

企業概要の説明から始まり、その後に製品や研究に関する質疑応答の時間が設けられた。主要なコンテンツは、研究所の見学であった。参加者は基本的に3つのグループに分かれて行動し、各グループには若手社員の方がついてくださり、各部署を回りながら業務内容や使用機器について詳細な説明を受けた。この見学を通して、業界のトレンドであるセルロースナノファイバーや紙パッケージ事業に関する実際の研究現場や設備を目の当たりにし、知見を深めることができた。

現場でのレクチャーがほとんどであり、実際の業務などには触れなかったため。業務内容の解像度が高まらなかった。

上位国立の理系、修士の学生が多かったため。

製紙業界が直面する「紙需要減少」という危機感から生まれる「変革への強い意志」と、次世代技術への具体的な投資を深く学ぶことができた。研究所の見学では、業界のトレンドであるセルロースナノファイバーや紙パッケージ事業といった新分野への研究開発の現場を肌で感じ、紙の新たな可能性を追求する企業の姿勢を理解できた。また、若手社員の方々とのざっくばらんな座談会を通じ、社員の皆さんが現状に安住せず、業界の未来を真剣に考え、変革期を乗り越えようと前向きに取り組んでいることを知った。

参加後の学びを最大化するためには、業界のトレンド（セルロースナノファイバー、紙パッケージなど）や、各企業の取り組みについて基本的な知識を持っておくと良い。そうすることで、見学や座談会でより具体的な質問ができ、深い知見を得られるだろう。