東京海上日動システムズの夏インターン体験記(SE)_No.23739

テーマは、「保険業界におけるIT戦略立案と新規ビジネス創出」であった。具体的には、最新のテクノロジーを活用し、顧客体験を向上させるための新たな保険サービスや業務効率化システムを企画立案するという課題が与えられた。デジタル化が進む現代において、既存の保険ビジネスモデルにどのようなITを導入し、顧客に新たな価値を提供できるかという点が主眼に置かれていた。

会社概要や保険業界におけるITの役割についての説明を受けた後、チームに分かれ、具体的なテーマに基づいて新規サービスの企画立案に取り組んだ。社員の方々がメンターとして各チームに付き、企画の方向性や実現可能性について適宜フィードバックをくださった。

インターンに参加した学生全員に早期選考について案内がある。

業務を体験することで働くイメージが出来たため。

情報系学部でない学生も多くいたため。

損害保険業界におけるITの重要性と、システム開発がビジネスに与える影響の大きさを深く学ぶことができた。特に、大規模かつ社会インフラを支えるシステムの開発・運用が、いかに緻密な計画と品質管理、そしてセキュリティ意識を持って行われているかを実務を通して理解できた点は大きい。単にプログラミングスキルだけでなく、ユーザーのニーズを正確に把握し、それをシステム要件に落とし込むための論理的思考力や、関係者との密なコミュニケーションの重要性も痛感した。チームで一つのシステムを作り上げていく過程を経験し、ITが社会を支える「縁の下の力持ち」としての役割を実感できた。

保険業界、特に損害保険の仕組みとITが果たす役割について基本的な知識を身につけておくことを強く推奨する。企業サイトや業界ニュースを通じて、同社の事業内容やIT戦略について事前に調べておくことで、インターンシップ中の学びが格段に深まるだろう。また、グループワーク中心のプログラムが多いため、積極的に自分の意見を発信しつつ、チームメンバーと協力して課題に取り組む姿勢が非常に重要である。完璧な答えを出すことよりも、論理的に思考し、チームとしてより良い解決策を導き出すプロセスに貢献しようとする意欲を示すことが、有意義な経験に繋がるはずである。