日本政策金融公庫の夏インターン体験記(総合職)_No.6412

有機野菜のレストランを新規開業したい顧客をモデルに、事業性審査や融資額の決定をする。

企業説明と、グループワークとフィードバック。座談会もあった。レストラン新規開業支援、事業が苦しくなった時の支援、レストランの野菜仕入先の新規就農支援というテーマを通して、日本公庫の3事業を網羅的に学んだ。

容赦ない全国転勤があるということを座談会を通して実感してしまったから。また大きな金額を、将来性があるかどうかわからない個人事業主に貸し出すという業務内容が自分には合わない、怖いと感じてしまったから。

一つのグループワークにかけられる時間が少なかったが形にすることができたから。

政府系金融ということもありお堅い真面目で誠実なイメージの人が多かったと思う。説明やフィードバックはとても分かりやすく、簡潔で端的な言葉ながらも伝わりやすかった。また座談会では着飾らず素直な回答を頂けた。

日本公庫が担う政策金融とはどういうものなのかについて学んだ。また日本公庫は他の金融機関が貸し出さないような場合にも貸し出す、というようにセーフティーネット機能を果たしているということで社会的意義が大きいということを学んだ。

3事業をオンラインで短い時間で網羅的に体験するので、なるべくさくさくと話し合いを進める姿勢が大切だと思う。また具体的な財務諸表を提示されて審査を考えるので、知識が全くないと大変だった。減価償却費等の基本的な用語だけでも事前に理解しておくといいと思う。