PwCコンサルティングの夏インターン体験記(ビジネスコンサルタント)_No.24884

クライアントの業務提携ミーティングに向けた事前情報収集

クライアントが業務提携の打診を受けたことを経て、市場調査や既存ビジネスへの影響を予測して事前情報として提供する

グループの中で1人程度？人事面談と役員面接に進んだ。

大きなファームだからこそ多様なインダストリーの知見やソリューションがあり、それを誰もが隠すことなくオープンに共有する文化が素敵だと思った。

一般的なコンサルワークならば順調なアウトプットが出せるような、思考力とプロセスへの理解があるメンバーだった。一方で、今回のようなもっと上流にあるワークだと目的がぶれてしまい、こちらが出したいアウトプットに寄せた独りよがりなワークになったため、自分たちが得意な領域にしか強くないのかなという印象を受けた。

一般的なコンサルによくある課題分析や施策立案ワークではなかったため、特殊なお題に対する対応力を学ぶことができた。お題の真意、クライアントが何を求めているのか、そこからどのようなアウトプットを出すかを個人でもチームでもしっかり見極めないと、アウトプット自体がズレたものになり全員評価されなくなる。また、業務説明や社員座談会の様子から、フラットでオープンな環境であることを強く感じた。専門性を持った社員の多さと、助けを求めるとオープンに知見を共有してくれる環境が整っていることは課題解決にも個人の成長にも大きな環境であると感じた。

やさしいコンサルの通り、一人でゴリゴリ進めるだけではダメで、チームの中で役割を意識しながらアウトプットを出すことを求められていると感じた。一般的なコンサルのJobで見られる思考力や協働力の他、自分の役割を認識して振る舞うことや、クライアントの立場から求める内容を考えるなどのメタ的な視点が必要になる。相手の求めるアウトプットに沿えないとどれだけ良い案でも評価されないため注意。また、グループで1人しか次の選考に進めないようなので、バリューを出すことを意識して立ち回るとよい。