日揮の夏インターン体験記(IT)_No.22960

各部門の説明会+配属部署の業務体験

初日に部門ごとに分けられ、同じチームで5日間行動することになった。私はDX部門に配属され、IT系の2部門とも関わる機会があった。
初日は全体オリエンテーションとして、EPC業務のモデルゲームを通じて日揮の業務理解を深めた。2～3日目はEPC業務に関わるIT部門を見学し、4～5日目は全社共通のITシステム部門について学んだ。プログラムの多くは講義形式や双方向の座談会で進められ、ワーク形式のプログラムはIT系の部署では少なかった。
配属先では、聞きたいことがあれば何でも質問できるほどフランクな雰囲気があり、スムーズに学びを深めることができた。最終日には懇親会が開かれ、お酒を交えながら関心のある部署の方やインターンシップ期間中にお世話になった方と話す機会があった。

早期選考(前期選考)への案内があった。そのルートに乗っていれば年内に内定が出るルートでした。

インターンシップを通じて多くの部門の紹介を聞く機会があり、また、応募時に暫定的に第一希望としていた部門で実際に業務体験をさせていただいたことで、具体的な業務内容や職場の雰囲気、社員の方々の人柄など、自分が気になっていた点を実地で確認することができました。こうした体験を通じて、自分の中での志望度は大きく高まりました。

その後JGCフェアと言われる選考前説明会に案内され、それから本選考の案内が来ました。

国立理系院生が中心でした。全員が部門に関連した研究を行っており、専門性の観点では非常にレベルが高かったです。

インターンシップでは、ITを活用した業務改善の実務や、JGCにおけるIT部門の具体的な役割について学ぶことができました。特に印象的だったのは、JGC内に複数のIT部門が存在しており、基礎研究に近い領域を担う部門や、EPC（設計・調達・建設）業務に密接に関わる部門など、それぞれが異なる機能を果たしている点です。こうした構造を実際に知ることができたのは非常に満足度が高く、自身の興味関心をより明確にするきっかけにもなりました。また、今回は実地での対面インターンシップであったため、業務内容だけでなく、周辺の飲食店や職場の立地、通勤環境といった日常的な要素も体験することができました。こうした点はオンラインでは得られない、対面ならではの大きな利点であり、実際の働くイメージを具体的に持つうえで非常に有意義な経験となりました。

ESでは文字数制限が厳しいため、要点を端的に伝える力が求められます。面接ではハキハキとした受け答えが重視されていたと感じました。また、日揮はグローバルに展開しており、危険地域への赴任の可能性もあるため、自身や家族の考え方、将来的なキャリア観について問われることがあります（本選考でも同様の質問がありました）。ガクチカや企業研究については、最低限の準備で十分であり、「プラントエンジニアリング業界に興味があり、業界最大手である日揮で理解を深めたい」というレベルの動機でも問題なく通過できると思います。