2007年卒日揮の志望動機詳細（名古屋大学大学院/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

07年卒

理系

男性

学校名

：

名古屋大学大学院

職種

：

非公開

志望動機

上記の職種を選んだ理由は2つあります。
1つ目は、大きな仕事を世界中の人達と一緒にやり遂げる仕事がしたいから、です。
修士課程の1年目、私はカーボンナノチューブ合成装置の開発責任者を任されました。何もないところから様々な情報を集め、頭の中に装置をイメージしながら設計図を描き、与えられた予算内に抑えるための取引や共同研究者との話し合いなど、様々な問題を解決して装置を完成したとき、大きな感動を味わうことができました。しかし、この装置開発に携わった人間は私を含め、わずかに4人でした。さらに、専攻が物質理学だったためか、研究室の他の仲間は、新装置により合成した生成物の物性にしか興味を示さず、私の装置完成に対する喜びは、多くの人には理解されませんでした。そして、御社のセミナーに参加し、プロジェクトマネジメントという業務を知ったとき、本当に興奮しました。途方もなく大きなプラントを作ることに関わったすべての人々と、しかもそれは本当の意味での世界中の人々と、完成の喜びを共有し、大きな輪を作ることができるプロジェクトのマネジメント。そんな仕事をやってみたい、と強く思います。
2つ目は、世界を舞台に日本人として活躍したいから、です。
学部時代、私は幕末から太平洋戦争時代の歴史に興味があり、その時代を生きた人々に関する本を読み漁っていました。これが日本人としてすべきことを探すきっかけとなり、とりわけ環境問題については、海外の環境ボランティアに参加したり、一人で新エネルギーの研究をする研究室を訪ねたりと、様々な活動を通して深く考えました。日本はエネルギー消費大国として、環境問題に大きな責任をもっているからです。しかし、私はこれらの行動や研究に対して、大きな意味を見出すことができませんでした。これらの活動は、将来意味をもつことはあっても、今すぐに変化を起こすことはできないためで、私は今、この時代に実質的に意義のある活動がしたかったのです。その意味で、御社での業務を考えたとき、とても大きな意義があることと考えられます。CO2やSOx、NOx排出量の少ない天然ガスのプラント建設に世界トップクラスの実績を持ち、新エネルギーの実用プラントを建設することができる。そして、取引相手は世界の国々。まさに、日本人として世界で活躍できる会社だと思います。

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