2015年卒大成建設の志望動機詳細（信州大学/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

15年卒

理系

男性

学校名

：

信州大学

職種

：

非公開

志望動機

私の夢は、故郷である北海道に活力を取り戻し、夢と笑顔をつくることだ。
小さい頃は大工になるのが夢だった。私が5歳の時、実家が着工した。時々現場を訪れると、大工さんはいつも優しく説明してくれた。出来上がった軸組の中を歩きながら「ここが子供部屋になるんだよ」「この柱が一番大きな柱だよ」と。気がつくと、建築に対して漠然とした興味を抱いていた。
つぎの転機は中学時代に訪れた。初めて札幌市にあるサッポロファクトリーに行った時のことだ。ガラスでできた巨大屋根の大空間、周りに配置されたレンガ造りの建築、その中にいる人々の笑顔。規模の大きな建築物をつくることに強烈な憧れを抱いた。
私がこのような体験を出来たのは、その後ろに設計者、施工管理者、作業員など多くの方々の苦労があったからだ。就職活動がはじまり、私は貴社にエントリーすることを決めていた。なぜなら、私が建築を志すきっかけとなったサッポロファクトリーの事業に貴社が大きく関わっていたからだ。
私の夢は大成建設でなければ叶えられない。2010年度の北海道でのゼネコン受注高では貴社がトップであり、他の大手4社よりも北海道での強みがある。そしてサッポロファクトリー、札幌市時計台など、地域の中心となるような建築を手がけている。現在、北海道では好景気の影響も薄く、経営規模を縮小していく会社が相次いでいると聞く。だからこそ、北海道に活力をもたらすような建築を貴社に入って実現させたい。
夢を叶えるためには、いくつかのステップが必要だ。若いうちにはまず経験を積む。上司や同業者の方から建築施工の技術を貪欲に吸収し、会社の一員としてのスキルを磨く。勉強も怠らず、4年目には1級建築施工管理技士を取得する。きちんとした技術を身につけたあとは海外のプロジェクトに現場監督として参加し、人間としても成長したい。その後は家族を大切にしながら、懸命に仕事に取り組み、北海道の大きなプロジェクトにリーダーとして参加する。ここで図書館やショッピングモールなどの多くの人が使う施設の施工に関わりたいと考えている。晩年は後進の育成や社会貢献活動に力をいれ、定年退職までの約40年間の間に、地図に残る仕事、そして人の心に残る仕事をしていきたい。そして、その中で関わる人々のなかに、少年時代に私が感じた建築への憧れを抱いてくれる人がいたなら、それが夢を達成した瞬間だと思う。

感謝10

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