日本食研の夏インターン体験記(営業)_No.24888

架空の和食中心のレストランのメニュー表をもとに、日本食研さまのレトルトカレーをどのように活かすことができそうかを4人組(5人組)のグループで考える。

3時間、オンラインによる形式。若手～中堅社員2名による主導であった。

愛媛大学の学生は終始うつろうつろしていたものの、グループワークの発表のときだけは代表としてはきはき喋っていた。しかしながら、そうした人間性は人事担当者さまからも厳しく受け止められたのではないかと思う。他方、その他大半の学生は比較的しっかりしていそうな学生が多かった。選考もエントリーシートによるものだけであったため、学歴というよりは人柄やキャラクターが強く重視されている印象を受けた。

西日本を中心に国公立大学の学生が多かった。大阪大学在学者が2名おり、残りはいわゆる地方国立出身者が多かった。私立大学では同志社大学や立命館大学などの関西有名大出身者が何名かいたが、その2校よりはるかに入りやすい大学出身者も何名かおり、学歴フィルターのようなものはほとんど感じなかった。

人柄が良いことを前面に押し出していた。実際、3時間という刹那であればそうであったかもしれないが、これが3ヶ月や3年、30年となってくるとまた話が変わってくるものと思われる。ただ単に社員数名が親しみやすいから志望する、というのは少し危険な気がした。

たれの製造に強いことやときに700回以上の試食を通して製品開発に努めることがあることなど、食に対する執拗なこだわりを垣間見ることができた。製販一貫モデルにより、何か不手際があった際にも他者や第3者のせいにせず、自分自身で責任をとらざるを得ないシステムは潔く、好感がもてた。

サマーインターンは30社ほど出し約25社近く落選したため、自分を受けいれてくれた日本食研ホールディングスさまには感謝の念しかない。

「食研カレー」なるレトルトカレーを2パックもいただき、実際に食べたうえでのグループワークであった。

大学の先輩から「インターンシップのグループワークで寝ていたひとがいた」という話を聞いていたが、実際にそのような就活生に出会ったことはなかったため、意外なタイミングで驚かされることになった。ただ、その他大半の学生はしっかりしていた。社会に出れば学歴やあのときにとったテストの1点, 2点の違いは関係ないということを暗に体感することができて良かったと思う。

よほど稚拙なものを除けばエントリーシートは通ると思います。本社が東京や大阪ではなく、愛媛県であるため出さない就活生も多いですが、出せばかなりの確率で参加できます。グループワークに苦手意識のあるかたでも取り組みやすい雰囲気だと思います。