日本食研の夏インターン体験記(研究開発)_No.21355

業務用と一般用の味の違いについて考える。

日本食研の「食研カレー」と他社製品のレトルトカレーを実際に試食し、味や香り、食感の違いについてグループで意見を交わしました。そのうえで、それぞれの特徴を生み出すにはどのような製造技術や原料選定が必要なのかを考察する内容でした。

早期選考に案内される。

実際に参加してみると、社員の方々は真面目である一方で、気さくで親しみやすく、質問にも丁寧に答えてくださる方ばかりでした。

食品業界への関心が高く、しっかりと企業について下調べをしてきている学生が多かった印象です。ディスカッションでは、視点の鋭い意見や着眼点の面白い発言が多く、非常に刺激を受けました。参加者の専攻も理系・文系を問わず幅広く、多様な視点からの意見交換ができたのも魅力でした。

実際の製造現場においては、機械任せではなく人の判断や工夫が重要であることを学びました。また、製品の特長を生み出すには、味や香りだけでなく、製造工程や機械の配置、素材の扱い方まで緻密に設計されていることを知り、食品製造の奥深さを実感しました。チームで意見を出し合いながら課題に取り組むことで、多角的な視点を得ることもできました。

事前課題にしっかり取り組むことで、当日のグループワークがスムーズに進みます。また、食品業界に対する基本的な知識や、企業の理念・事業内容について調べておくと、より深い学びが得られます。グループディスカッションでは、自分の意見をはっきり伝えるだけでなく、他の人の考えにも耳を傾ける姿勢が大切です。積極的に発言することで得られるものも多いはずです。