味の素冷凍食品の夏インターン体験記(研究開発職)_No.24384

新しい冷凍餃子の開発

実際にキッチンに立って、スタンダードな餃子を作った後、自分たちの班で新しい餃子を開発する。レシピなどは調べてよく、必要な具材を買いだしに行く時間もあった。

実際に商品開発をするイメージがついたから。またさまざまな班の餃子を食べるのが楽しかったから。

私が一緒に取り組んだ学生のレベルが高いと感じたのは、主にプレゼンスキルの高さと頭の回転の速さが印象的だったからです。発表では、限られた準備時間にもかかわらず、話の構成や伝え方がとても工夫されていて、聞き手を引き込む力があると感じました。また、議論の中でも反応が早く、相手の意見を的確に捉えたうえで、自分の考えをわかりやすく返していて、思考力の高さを実感しました。こうした姿を見て、自然と「レベルが高いな」と感じる場面が多くありました。

この企業のインターンを通して、商品開発の難しさと面白さの両方を学びました。特に印象的だったのは、実際に餃子の中身や皮のバランスを考え、自分たちで調理まで行ったことです。頭の中で「美味しそう」と思っていたアイデアが、実際に作ってみるとうまくいかないことも多く、試行錯誤を重ねる中で、味・見た目・調理工程などあらゆる要素を総合的に考える力が求められると実感しました。また、消費者のニーズを意識しながら開発する視点や、メンバーと意見を出し合って形にしていくプロセスを体験できたことで、チームでのものづくりの面白さと奥深さを肌で感じることができました。

後輩に伝えたいことは、「迷ったらまず一歩踏み出してみること」と「周囲とのコミュニケーションを大切にすること」です。初めてのことに挑戦するときは不安もあると思いますが、動いてみることで初めて見えてくることも多いです。特にインターンや研究など、実際に手を動かす経験は自分の興味や向き不向きを知る大きなヒントになります。また、一人で抱え込まず、わからないことや困ったことは早めに相談することも大切です。人と関わる中で新しい視点や気づきを得られることも多いので、ぜひ積極的に周囲とのやりとりを大事にしてみてください。