- 2017年1月
- 東京都
- 1日間
ES
学園祭でのゼミの研究内容の発表の準備期間中のことだ。私が所属しているゼミでは、毎年11月の学園祭で三年生が、ゼミの先輩や外部の来場者向けに、普段の研究成果を発表する機会が設けられている。発表のための準備期間は今年の8月から11月までの3ヶ月間だった。発表に向けた準備のために夏休み期間中もほぼ毎日大学に行き、連日夜遅くまで話し合いを行っていた。そのため、ゼミ生も疲労がたまっていた。この状況下で課題が3点あった。1点目に、連日の話し合いで次第にメリハリがなくなっていたこと。2点目に11月まで続く話し合いに対するモチベーションが薄れてきたことで、雰囲気も重くなってきたこと。3点目に意見を言う人と言わない人の差が生まれてしまい、方向性の相違が見られたこと。この現状を解決しないことには、学園祭での発表の成功は程遠いものになると考えた。
上記の課題を解決するために、話し合いのメリハリをつける、励ましの言葉をかける、気遣いの心を忘れない、という3点を具体的に意識した。
1つ目に、だらだらとした話し合いになることを避けるために「時までにまで終わらせる」など、目標設定や時間設定を行なった。このことでメリハリのある話し合いを目指した。
2つ目に、雰囲気が重くなっていた話し合いの場で「ここまで進めることができたのは大きい」「あと少しで終わるからもう少しだけ頑張ろう」など積極的に励ましの言葉を発し、ポジティブな声かけをした。
3つ目に意見を言うことが苦手な人に配慮するために、「今出ている意見の中で、どの考えがあなたの考えに近いか」「気になるポイントはあるか」など、質問を投げかけ、全員の意見が今後の方針に反映されるよう努力した。
具体的に内容を記入してください、との指定があったので、できるだけ分かりやすく詳細に当時の状況を書き起こした。