- 2017年11月
- 愛知県
- 1日間
ES
私は大学祭の実行委員として、企画運営を経験しました。企画運営を担当することになってからしばらくは、グループのメンバーとともに企画内容を作り上げる作業をしていき、様々な年齢層の人が取っ付きやすく、かつ飽きさせない企画を作り上げることが出来ました。しかし、それだけでは解決できない、大きな課題が残っていました。私の担当する企画は、大学祭のうちでも比較的来場者が少なく盛り上がりに欠けてしまう、平日日程を活性化させるために設けられたものでした。私が担当する以前からその目標に向けて様々な努力がなされてきたのですが、どれだけ企画の質を高めても、他企画との間隔が空いているために、企画の盛り上がりを大学祭全体に波及させることは出来ずにいました。そこで私はこの、平日日程をなかなか盛り上げられないという課題に取り組み、解決しようと考えました。
私は課題解決に向け、他企画との連携によって企画どうしの間隔をカバーしようと、連携企画の実施を思いつきました。これを他企画の担当者に提案したところ、各々が担当する企画の進行を妨げる、連携企画に労力を費やすのは厳しい、という消極的な声も上がりました。そこで私は、各企画に負担をかけずに来場者に喜んでもらえる連携企画を、賛同した人とともに形にして再提案することにしました。その中で、それぞれ担当企画の準備があり、時間が確保しづらい時期もありました。しかし私は、作業の効率化によって時間を捻出し、短時間であろうと積極的に話し合いの場を設けることで、諸問題を解決できる企画を立案しました。そうして形になった連携企画の構想を改めて説明することで、不安点の解決策や見込める効果の大きさを伝え、残りのメンバーからも賛同を得られました。そして、全員で協力して連携企画を洗練し、実施にこぎ着けました。
自分の持つ挑戦心や周りを巻き込む力を伝えられるように心がけた。