竹中工務店の秋冬インターン体験記(設備設計、施工管理)_No.2627

グループワーク：予算・期限・お客様の要望を踏まえたうえで最も効率的に施工管理をする
座談会：2名
現場見学：近くのホテル

午前中はグループワークと座談会を行った。
グループワークは5人一組で予算・期限・お客様の要望を踏まえたうえで最も効率的に施工管理ができるよう計画を考えるといった内容だった。
最初に一人4枚カードを渡される。
そのカードにはアドバイスが書かれており、基本それに沿って計画を立てていく。
しかし、そのカードは渡された人しか見ることが出来ず、その他の人にはグループワークをしていくうえで伝えていくことになる。
一枚の大きい紙の上に全員で相談しながら計画を書いていき、
竹中らしさを追究して施工管理を完成させる。
建築を知らない人でもわかりやすいワークであった。
次に座談会を行った。
設備設計2名。
その後昼食を食べて、現場見学に移った。
近くのホテルまで地下鉄で移動し、高層ビルのホテルの見学を行った。

初めて現場見学を行い、建築という世界のスケールの大きさを感じた。
自分もたった一つのモノである建築物を建てたいと思った。

OBOG紹介

建築学科からインターンに参加している人は、
建築物の専門用語を知っていたので、積極的に質問しているように感じた。
私は電気機械系だったので、専門的な説明に関しては分からないところがあった。

会った人全員が楽しそうに仕事をしていた。
一人一人に好きな建築物があり、それは仕事をしている中で苦しめられたものであったり、
なにかこだわりがあるものであったり、特別な想いをこめたものであったり、
そういった、メーカーのような量産型ものつくりでは味わえない楽しさを持ちながら
仕事をしているようにみえた。

電気機械系の建築部門での立ち位置を感じることができた。
例えば電気設備は、建物を作るうえでなくてはならないものである。
その中で、照明をどこに配置するかであったり、コンセントをどこに配置するかであったりを設計することは、
電気系の知識を存分に使う必要がある。
どちらかというと高電圧系の知識を用いることが多いため、
そういった知識を大学にいるうちに勉強する必要がある。

建築系学科だけでなく、電気機械系の学科の人にも設備設計のインターンに参加してみるべきです。
自分の専攻がどういった分野に使われているのかを知ることは、将来自分がその仕事に関わらないとしても
知見は持っておくべきです。
また、単純に建築は面白いです。
興味持つこと間違いなしです。