Event
直近のイベント一覧
もっと見る

トップ  >  2027年卒 注目のIT/DX企業特集 一覧ページ  >  株式会社トヨタシステムズ

インターン人気企業ランキング ランクイン企業インタビュー

ITの力で未来を支えるトヨタシステムズ。
キャリアも働き方も、自分らしく描ける場所

※本記事は、2025年7月17日記事公開の情報です。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
トヨタグループのIT中核企業・トヨタシステムズ。
設立からわずか6年ながら、みん就『2026年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング』で3年連続トップ10入りを果たすなど(※1)、その存在感を急速に高めています。
注目の背景には、変化の激しい時代に柔軟に対応する採用戦略や、“リアル”にこだわったインターンシップ、そして一人ひとりのキャリアに寄り添う育成体制の存在があります。
今回は採用G GMの太田さんをはじめ、新卒採用を担当する大久保さんと奥田さんに、学生との向き合い方や企業文化のリアルについて伺いました。

株式会社トヨタシステムズ 人事部 採用G GM 太田 千紗子さん
株式会社トヨタシステムズ 人事部 採用G 大久保 健さん
株式会社トヨタシステムズ 人事部 採用G 奥田 華帆さん

※1 2026年卒結果 IT業界新卒就職人気企業ランキング:https://www.nikki.ne.jp/rd/176855/

2026年卒業予定登録学生会員に対し、2024年4月11日~2025年3月27日に行った「みん就」上でのWebアンケートおよび、みん就主催の就職イベントでのWebアンケート・紙アンケートでの結果に基づきます。

必要な情報を最適なかたちで届ける工夫を

みん就『2026年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング』で3年連続トップ10入りを果たすなど、企業としての存在感は急速に高まっています。就活生に支持されていることについてどう思われますか。

太田さん:当社は2019年1月に設立し、今年で6年目を迎えました。売上や従業員数も順調に伸び、事業も拡大しています。今後さらにお客様の期待に応えていくためには人員の拡充が不可欠で、新卒採用にも注力しています。
毎年150名規模で新卒採用を実施していますが、全国各地から多様な学生に関心を持っていただけるよう、情報発信の方法も工夫しています。過去は「業界→会社→人」という順番で企業研究を進める学生も多かったのですが、現在は「入社後のキャリア」や「働きやすさ」、「福利厚生」などを重視してインターンシップ先を選ぶ学生も増えていると感じています。そのため、発信の時期や内容についても毎年見直しを行っています。こうした学生に寄り添った取り組みが、ランキングでの高評価にもつながっていると感じています。

奥田さん:今の学生さんは、活字だけでなく動画からも情報を得ています。そのため、WEB広告やYoutubeなどでの動画コンテンツも充実させ、配信方法についてもトレンドに合わせて設計。より効果的に情報を届けられるよう意識しています。

現場の“リアル”を伝える、
“飾らないインターンシップ

毎年人気を集めているインターンシップについてもご紹介いただけますか。

大久保さん:当社では「学生にリアルを体感してもらう」ことを重視しています。社員との座談会や業務体験を通じて、当社社員の人柄や働き方を肌で感じていただける内容です。例えば「ソリューション型」では、実際に社員が直面した課題をグループワークで追体験してもらう構成になっています。「職場体験型」も含め、実務に即した学びを重視したプログラムを用意しています。

グループワークの具体的な中身についても教えていただけますか。

大久保さん:ソリューション型インターンシップでは、2~3日のもので3つのコースをご用意しています。例えば、「エンジニアリングコース」では、実際に手を動かした業務体験会を実施。「コーポレート・ファイナンスコース」では、金融系の新規サービスをチームで考えるワークを行います。「インフラコース」ではネットワークやセキュリティ、データセンターについて基礎を学んだうえで、グループワークで振り返りを行います。
どのコースでも一方的に話を聞くのではなく、自らアウトプットし、社員からフィードバックを受けるという双方向型の設計です。

奥田さん:2024年度からは実施日数も増やし、夏・冬あわせて600名以上の参加枠を確保しています。

2026年度向けのインターンでは、新たな取り組みはありますか。

奥田さん:職場体験型インターンシップについて、2026年度は参加枠を増やしていきたいと思っています。これまで1名参加が基本だったところを複数名にすることで、参加者同士の交流も深めていただきたいと考えています。

文系も安心。
職場先輩制度でしっかり成長を支援

「教育研修が充実していそう」ランキングで5位に選ばれた理由は何でしょうか。

大久保さん:当社では、学生の皆さんがインターンシップ応募時に、コース選択に迷わないよう事前説明会を実施しております。また、文系の方でも参加いただけるコースもご用意しています。事前説明会では、IT未経験でもゼロからITスキルやビジネススキルを身に着けられる教育制度についてもご案内しているため、実際に文系出身の方も多数応募・参加されています。

奥田さん:毎年、新入社員の約4割は文系出身です。入社後は1年間先輩が伴走してくれる「職場先輩制度」もあり、日々の相談やサポートを受けながら成長できるような環境が整っています。

入社後のフォロー体制について詳しく教えていただけますか。

奥田さん:新入社員は日報を使って、日々の業務や気づきを記録し、それを職場先輩がレビューしてくれます。つまずいたこともすぐに相談できる環境があるので安心です。

大久保さん:配属後は、職場先輩と一緒に実務を進めながら、“問題解決の手法”も並行して学びます。何か課題があったときに、原因を深掘りして対策を立てるというプロセスを身につけていく。これはすぐに習得できるものではありませんが、こうした考え方を学ぶことが、将来的な仕事の進め方にも大きく生きてきます。

キャリアも挑戦も、
自分で描ける風土

貴社の社風について教えてください。

太田さん:当社では、常に「あなたは何を問題だと思っているのか?」や「あなたはどうしたいの?」というように意思を問われる場面に遭遇します。本人の意思を確認したうえでプロジェクトのアサインや部門をこえた横断的活動に対してチャレンジする機会が与えられるのです。

大久保さん:「ジョブ・アプライ制度」も活発で、「この部署に行きたい」と自ら手を挙げられる環境があります。異動公募も盛んで、社内でも話題になるほどです。

太田さん:プロジェクトの規模は、大規模から小規模まで幅広く、さまざまな仕事に挑戦できるフィールドの広さは当社の強みです。

制度も風土も、
安心して働ける“本気のやさしさ”

「健康経営優良法人2025(ホワイト500)」に6年連続で認定されており、さらに26卒ランキングでは“安定していそう”“福利厚生が充実していそう”の2部門でもトップ10に入っています。実際、福利厚生はどんなものがありますか。

             

奥田さん:当社では若手住宅支援制度があり、家賃と駐車場代の最大75%を会社が補助してくれます。年齢に応じて補助率は変わりますが、生活費の負担が少なく助かっています。申請もスムーズで、実際に使っている同期も多いです。ほかにも、カフェテリアプランも重宝しています。いろいろな用途で使用することができるポイントが年間12万円分もらえて、例えば、遠方出身の社員が実家に帰省する際に交通費として利用しているというケースも耳にします。

太田さん:働き方の柔軟さも魅力のひとつです。仕事と育児・介護を両立しながら働くということが、実際にできているのはありがたいですね。ライフステージや家庭環境が変わっても、安心して働き続けられる制度が整っています。

奥田さん:入社1年目は人材育成の観点から基本的に出社をお願いしています。ですが、2年目以降には、週2在宅・週3出社というスタイルの人もいますし、ライフスタイルに合わせて無理なく働ける実感があります。

大久保さん:私も若手のころから、こういった福利厚生に助けられてきた一人です。キャリア形成という点でも、最近は「キャリアオーナーシップ」や「ジョブ・アプライ」といった制度があって、自分で自分のキャリアを考えて、手を挙げて新しい部署にチャレンジする風土ができてきていると感じます。また、日常的な懇親の場には会社から費用補助が出るので、部署を超えて人間関係が築きやすい雰囲気があります。

最後に学生の皆さんにメッセージをお願いします。

太田さん:今の就職活動は期間も長く、本当に大変だと思います。ただその一方で、長いからこそいろいろな業界や会社、人に出会える機会があるのはとても良いことではないでしょうか。だから、焦らずに知ることを楽しむ気持ちで臨んでいただきたいですね。
また、「自分はこの分野の人間だから」とか、「こういう研究をしてきたから」と、最初から道をきめつけすぎずに、少し幅を持たせて企業を見ることも大切だと思います。

大久保さん:就職活動は自分自身を見つめ直す絶好のタイミングです。社会に出る前に、どんな働き方がしたいのか、どんな価値観を持っているのかを考える機会はそれほど多くはありません。だからこそ、この時間を大切にして、いろんな企業を訪れて、自分に合う場所を探してほしいです。私たちはインターンシップにも力を入れていて、会社のリアルをきちんとお見せできる場を用意しています。ぜひその中で、当社の雰囲気や考え方に触れていただきたいです。

奥田さん:学生の皆さんに伝えたいのは、「ランキングをうまく活用してほしい」ということです。情報がたくさんあって選択肢も豊富な今だからこそ、迷ってしまうことも。そんなとき、ランキングの中で自分が重視したい項目、例えば、福利厚生や社会貢献、働きやすさなどを基準にして、企業を選んでいくと、自分に合った企業に出会えるのではないでしょうか。効率よく、かつ納得感のある就活ができるように、ランキングというツールもうまく使ってください。

今回インタビューを
受けて下さった方

太田 千紗子さん

株式会社トヨタシステムズ
人事部 採用G GM

大久保 健さん

株式会社トヨタシステムズ
人事部 採用G 主幹

奥田 華帆さん

株式会社トヨタシステムズ
人事部 採用G