トップ > 2027年卒 注目の企業特集 一覧ページ > アイグッズ株式会社
本気で向き合い、
人生の目的を見つける場所へ
「みん就2026年卒 新卒就職人気企業ランキング」で3部門1位、総合27位に輝いたアイグッズ株式会社(※1)。「1000年成長し続ける会社をつくる」を掲げ、100以上のナショナルブランドと取引しながら急成長を続けています。今回は、同社の事業内容や「若いうちから活躍できる」理由、そしてインターンシップの特徴について、人事担当者のおふたりに話を伺いました。


アイグッズ株式会社 人事部 マネージャー兼 採用責任者 大城早紀さん
アイグッズ株式会社 人事部 採用チーム 安田伊吹さん
(※1)2026年卒結果 新卒就職人気企業ランキング
・業界別ランキング:https://www.nikki.ne.jp/rd/177719/
・仕事の魅力 :https://www.nikki.ne.jp/rd/177720/
・会社の魅力 :https://www.nikki.ne.jp/rd/177721/
・総合ランキング :https://www.nikki.ne.jp/rd/177718/
2026年卒業予定登録学生会員に対し、2024年9月7日~2025年2月20日に行った「みん就」上でのWebアンケートおよび、
みん就主催の就職イベントでのWebアンケート・紙アンケートでの結果に基づきます。
3つの事業を軸に急成長するベンチャー企業
まずは御社の事業についてご紹介ください。
大城さん:当社は「ものづくり」を軸に3つの事業を展開しています。主力は、企業や団体向けに完全フルオーダーでオリジナルグッズを企画・製造する事業です。自社商材を持たず、お客様の要望を受けてゼロから形にします。顧客はスポーツチームからラグジュアリーブランド、化粧品やエンタメ企業まで、多彩な業界に選ばれています。
このグッズ事業から派生して、ホテル向けのサステナブルアメニティ事業を展開。また、清掃・配膳ロボットなどをホテルや施設に提供するサービスロボット事業も行っています。最近では、イベントの運営からキャンペーン、WEBを活用した企画まで幅広く手掛けるプロモーション事業にも参入し、事業領域を広げています。
安田さん:当社のビジョンは「1000年成長し続ける会社をつくる」です。1000年というと壮大ですが、時代の変化に合わせて事業内容を柔軟に変え、常に社会の課題やニーズに応え続ける存在でありたいという思いを込めています。
大城さん:今年で9期目を迎え、社員は100名弱の会社ながら、急成長を続けています。その原動力となっているのは、まぎれもなく人の力です。社員一人ひとりが情熱を持ち、全力で取り組むことが成長につながっています。
一人ひとりの人生に本気で向き合うから、本音を引き出せる
ランキングで学生に支持された理由は何でしょうか。
安田さん:私たちは選考を通じて、「当社に合うかどうか」だけではなく、その人の将来や可能性にとことん真剣に向き合うようにしています。就活というと、出会いや経験によって自分が変わるタイミングでもありますよね。だからこそ、真剣に話し、声を届け、自分を信じてもらえるような場にしたいと考えています。
大城さん:私も同じです。入社7年目の今は、人生という単位で深く話せるようになりました。「親から言われて心に残っている一言」など、通常の選考ではあまり聞かない質問を投げかけると、本音が出てきます。本気でほめ、フィードバックし合う空気が自然な会話を生むのです。
安田さん:大城さんの話を聞きながら、“どんな人がアイグッズに合うのか”考えていました。アイグッズに合うのは、仕事もプライベートも全力で楽しめる人。部活で苦労した後に仲間と見た素晴らしい景色のように、全力で取り組む経験が人生を豊かにすると考えています。当社の社風ともすごく親和性が高いと思います。
大城さん:誠実に向き合いながら、全力でがんばれる人。そして、一人で黙々と何かに取り組むよりも、仲間と一緒に目標に向かって進むことが好きな人。アイグッズにはそういう人が多いし、そういう環境が自然にできあがっているように思います。今回のランキング結果は、その文化がきちんと就活生に伝わった証拠では?と感じ、嬉しいです。
インターンシップは大人と学生の本気がぶつかる場
インターンシップについてもご紹介いただけますか。
安田さん:当社のインターンシップは、会社説明をするだけの場ではありません。
STAGE1(オンライン)…入社後の成長を疑似体験できるRPG形式ワーク。社員が成長する過程の困難ややりがいを社員になった気持ちで体験できます。
STAGE2(オンライン面接)…面接官との対話を通じて学生自身の過去を紐解き、自己理解を深めていきます。
STAGE3(対面)…正解探しではなく、価値観や強みを深掘りする自己分析ワーク。働く目的から生きる目的を明確にしていく流れです。さらにグッズ企画のワークも行います。
大城さん:STAGE3の対面プログラムでは、商品企画や模擬商談に挑戦してもらい、その場で本気のフィードバックを行います。リーダー経験がない学生にあえて役割を任せることもあります。最後は経営陣へのインタビューで「人生の目的」を考える時間。27卒テーマは『いい就活は、いい目的から』。就活は自己分析の旅の入口です。プログラムは真剣勝負で向き合うので、本音や本性が自然と現れます。
成果だけでなく、プロセスやマインドも評価
若手が活躍できるランキングでは見事、1位に入っていますね。
大城さん:当社では「評価制度」ではなく、社員の成長を目的とした「人事成長制度」を導入しています。成果だけでなく、成果に至るプロセスやマインドも評価対象とし、特に1年目は成果目標よりもプロセスやマインド目標を重視します。これにより、若手が自ら考え、行動できる土台をつくり、先のキャリアを具体的に描けるようにしています。
安田さん:今後は事業部間の連携を高める制度や、リーダー以上になっても学び続けられる仕組みなど、より柔軟なキャリア形成にも取り組みたいですね。これまで事業基盤を固めるため配置を固定してきましたが、異動の柔軟性はイノベーションや活躍の幅を広げると感じています。若手が挑戦し続けられる風土を整え、変化を恐れず成長を支える会社を目指しています。
育成制度は“人生の軸”を見つける場
会社選びで気になる育成制度についても教えていただけますか。
安田さん:育成では、その人の“人生の軸”を一緒に見つけ、磨くことに重きを置いています。入社後にどう成長したいのか、どんな社会人になりたいのか――そんな根本的なテーマに向き合う時間を、あえてしっかり取るようにしています。
新入社員研修は内定が決まった瞬間からスタートします。例えば、内定者同士で集まり、「なぜアイグッズを選んだのか」や「これから何を大切にして働きたいのか」を語り合う場を設けています。これは業務知識を覚えるだけでは得られない、自分の原点を見つめ直す貴重な時間なのです。
大城さん:大学4年の8月からは月1回ペースで集合研修を実施。当社から入社前にPCやスマホも早めに支給します。そして4月の入社式を迎えるころには、期待を高めている状態で、社会人生活をスタートできるようにしています。
集合研修では、自分の人生で大切にしている価値観を3つ挙げ、それを同期と共有します。お互いの人柄や背景が深くわかるこのワークは、同期の絆を強くするきっかけにもなります。そして4月の入社式では、自分の価値観や目指す社会人像についてプレゼンテーション。入社前から「自分の言葉で未来を語る」経験は、大きな自信になるはずです。
心身の健康を支える、を目指すユニークな福利厚生
次に福利厚生についても教えていただけますか。
安田さん:私たちの福利厚生は、単に制度をそろえるのではなく、「1000年成長し続ける会社をつくる」というビジョンの実現を支えるもの。そのために、社員が心身ともに健康でいられる環境を整えることを重視しています。例えば、「徒歩補助制度」。会社から15分圏内に住む社員には、入社1年目から月7万円の家賃補助を支給します。私たちが目指しているのは、通勤による無駄な時間やストレスを減らし、みなさんがより価値のある時間を手にできるようにすることです。休息はもちろん、学びや挑戦など自分らしい選択にあてることで、時間を「投資」に変えていただきたいと考えています。
大城さん:社内会議やお客様との打ち合わせでは軽食やランチを用意しています。週3回は料理人が来訪し、健康的なランチを提供。朝もおにぎりやシリアルなどを準備し、商談を活性化させる環境を整えています。
安田さん:オフィスにはカフェスペースもあり、スタッフが飲み物を無料で提供してくれます。こうした仕組みは社員同士の交流やリフレッシュにもつながっています。
大城さん:以前、マッサージ手当なども試しましたが、使う人と使わない人の差が大きかったという過去の経験をふまえて、今では誰もが必ず利用できる制度を整えるように努めています。
安田さん:もう一つ大事にしているのが文化づくりです。誕生日には朝礼でお祝いし、上司が選んだ書籍をプレゼントすることになっています。これは会社の書籍購入手当と組み合わせて、学び続ける文化を促進するためのもの。忙しい上司がわざわざ選んでくれた本なら、もし苦手な分野の本だったとしても読んでみようという気持ちになるかもしれません。
大城さん:こうした制度は、社員の健康と生活を支えるだけでなく、会社の文化や一体感を育てる役割も果たしています。
目的を持って生きていける場所を探してほしい
最後に学生の皆さんに向けてメッセージをお願いできますでしょうか。
安田さん:学生の皆さんには、「できる・できない」ではなく、「憧れるかどうか」で進路を決めていただきたいです。これまで学んできた分野や経験は関係ありません。純粋にこの仕事をやってみたいと思えるか、お客様に期待以上の価値を届けたいと思えるかを大切にしてほしいですね。自分の可能性を、今の枠の中で制限しない。その気持ちがあれば、私たちは本気で向き合います。
大城さん:私は学生のころ、人がやりたがらないことを進んでやるタイプで、生徒会活動にも携わっていました。ただ、社会に出るとそういう人は搾取されるのでは、と不安に思っていました。しかし、アイグッズの人たちと出会い、本気で社会をよくしたいという純粋な思いに触れ、真剣に向き合う大人がいることに気づきました。私は仕事ではなく「誰から学びたいか」で会社を選びました。学生の皆さんにも、仕事内容だけでなく、そこにどんな大人がいるのかを見てほしいです。40代、50代の先輩を見て「あんなふうになりたい」と思える人がいる会社は、きっと毎日が楽しいはずです。せっかく1日の3分の1を過ごす場所なら、あきらめではなく目的を持って生きていける場所を選んでいただきたいです。
今回インタビューを
受けて下さった方
大城早紀さん
アイグッズ株式会社
人事部 マネージャー兼 採用責任者
安田伊吹さん
アイグッズ株式会社
人事部 採用チーム