ＳＣＳＫの夏インターン体験記(エンジニア職)_No.20057

SCSKにおける上流工程の業務を理解するワーク

簡単に会社説明を行なった後、「IT業界Jobsセミナー」という名の通りSIerの業務工程に関するレクチャーが長めに時間を取られていた。その後、レンタカーの予約システムを作る要件定義ワークを行なった。

SCSK独自の業務における解説というよりは、SIer業界全体の解説が中心だったためSCSKに対する志望度は変化がなかった。IT業界に対する志望度は間違いなく上昇したと思う。

かなりばらつきがあった。理系の院生でプログラミングに精通しているようなレベルの高い学生もいれば、IT業界に対して特に見識はないが試しに参加してみようという動機で来た学生もいたため、総合して普通だと思う。

会社がホワイトさを打ち出していることもあって、社員の方の雰囲気も非常に柔和であったことが印象的である。対応も非常に丁寧で優しさを感じた。

理解度としては、IT業界全体の上流工程の業務の部分のみ上がったが、会社に対する理解は深めることができなかった。（そもそも、会社に対する理解を深めさせる目的ではないと思う。）上流工程の部分に関しては、設計のフローチャートの組み方などを中心に学んだ。

特に成長はなかったと思う。グループワークがあったとは言え、発表の機会があるわけでもなく課題としても重いものではなかったので、成長機会は限られていたように感じた。

インターンの時間自体が3時間程度と限られていたため、それに伴って内容の充実度は高くはなかったと思う。しかしながら、時間あたりの学べる量はそれなりにあったと思う。

このインターンを通して、SIer業界のエンジニアが上流工程においてどういったことを行なっているのかを学んだ。また、要件定義や設計を行う上で顧客企業との綿密なディスカッションが必要になるということも今回学ぶことができた。

選考の中では特に難しいことはないので、自分のこれまでのエピソードを振り返れば良いと思う。ただ、SCSKでは本選考でも学業で力を入れたことについてはよく聞かれるため、今のうちに学業系のエピソードを固めておくことは大事だと思う。