日本郵船の秋冬インターン体験記(陸上総合職)_No.22987

NYK Career school事務系・配船業務編

海運業、特に日本郵船における陸上事務職の業務、その中でも配船業務に焦点を当てたテーマでグループワークが行われた。具体的な課題としては、参加者は海運市況の変動や顧客からの多様なニーズに対応しながら、所有船や傭船を効率的に運用し、いかに利益を最大化するかという、実際の配船業務を模倣したシミュレーション形式のもの。

実際に配船業務を疑似体験することで、世界経済の根幹を支える海運業のスケールの大きさ、そしてそのダイナミックさを肌で感じることができたから。日々の業務が世界中の物流を支え、人々の生活や産業活動に不可欠な役割を果たしていることを実感し、社会貢献性の高さを強く認識した。

グループワークにおいて、各学生が海運市況や顧客ニーズに関する情報を迅速かつ的確に分析し、データに基づいた論理的な配船戦略を立案していた点である。限られた時間の中で、複数の要素を考慮しながら最適な解を導き出す能力に感銘を受けた。

この企業のインターンを通して学んだことは、グローバルな海運ビジネスの複雑性と、それを支える陸上事務職の専門性の高さである。配船業務は、単なる手配業務ではなく、経済動向や顧客ニーズを的確に捉え、戦略的な判断を下す必要のある、非常に奥深い業務であることを理解した。また、チームで協力し、多様な情報を共有しながら目標達成を目指すことの重要性を改めて認識した。

この企業のインターンを受ける後輩へのアドバイスとしては、海運業界の基礎知識だけでなく、世界経済の動向にも日頃から関心を持つことである。インターンシップでは、市場の変化を考慮した戦略立案が求められるため、幅広い知識が役立つはずであると言える。また、グループワークでは、積極的に議論に参加し、自分の意見を臆せずに発言することが重要。