- 2023年10月中旬
- 東京都
- 2日間
ES
| 提出締切時期 | 2023年6月下旬 |
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地域活性化に取り組みたい私にとって、地域内外から広い層の人々が集うイオンモールは、全国で進む過疎化の中、「活性」を体現できる貴重な場だと思う。自分自身、イオンモールは学校が早く終わる日に家族と行った食事と遊びが楽しめる特別な場で、今でも純粋に「楽しい」と感じられる場だ。御社は地域の魅力を大切にされているからこそ、自身が感じた「楽しい」が多くの人に伝わるモール作りの企画を通じた地域活性を行いたい。
イオンモール浦和美園店に車で訪れた際、平面駐車場において安全管理の観点で気付いた点があった。それは、駐車券が廃止されたことに伴う弊害である。ナンバープレートがカメラで記録され、駐車券を用いず事前精算できるシステムになっていたが、以前の入庫ゲートと思われる建造物が残ったままだった。そこに特に注意書きや貼り紙はなく、初めて訪れた人はゲートを素通りして大丈夫なのかどうか分かりづらく、実際に自分の前の車はゆっくり不規則な動きをしていて、事故につながりかねないと感じた。
専攻は地域社会学で、空間構造と社会構造を読み取り地域の研究を行なっている。空間構造とは土地利用や地形、分布などで、社会構造とは社会集団やネットワーク、階層のことで、この二つの構造の関連を調査する。ゼミはフィールドワークが非常に多いのが特徴で、人に聞いてデータを収集することはAIにはできないから人が行うことに価値がある、との考えのもと、自分で街を歩きインタビューを行うなど質的研究が主である。
地方に赴き、地域の課題を自分の目で発見することに注力してきた。私は、昔から将来は地方創生に取り組みたいと考えていた。しかし、地方に行くと言っても帰省や観光だけで、あくまでお客さん目線だった。そこで、大学生になり、地域の課題を知るために地元住民の目線で見ることを自分に課した。その一つに、地方で暮らしと仕事を体験するふるさとワーキングホリデーへの参加が挙げられる。用意されたプログラムへの参加はもちろん、暮らし方を地元住民に極力近づける工夫をした。その結果、利用者の減少により廃線となる鉄道も、朝晩は通学需要が高く代替交通が未整備であること、地元のスーパーは小規模かつ営業時間が短い店が数件あるのみで、地域内では日常の買い物すら完結しない現状が課題だと感じた。このように、現地で当事者目線から課題を発見することができたのは、自分の財産である。今後は自分で見つけた課題を解決に導く行動をとっていきたい。
正直、以前までは全国どこの店舗も画一的だと考えていた。しかし、ローカライズ企画に代表されるように、地域ごとに特徴が異なることを知り、幅広い世代が地域内外から集まるモールが地域の魅力発信の主体を担うことに大変興味を持った。いずれは、特定の地域における中心人物として働き、その地域の魅力やニーズを最大化できるモール作りを行いたい。しかし、そのためには特定の地域の理解のみならず、他地域との特徴の違いを意識しつつ参考にできる部分は積極的に取り入れるなど、全国を見る広い視野が必要になるだろうから、入社してから一定期間はエリアにこだわらず働くべきだと考えている。
設問が多いため、各設問間の生合成を意識し、一貫した主張を心がけた。また、実体験に基づいてリアルなモールの課題を率直に述べた