三井住友海上火災保険の秋冬インターン体験記(営業)_No.23621

災害や事故といった不確実性の高いリスクに対し、人と企業の再出発を支える保険の意義に魅力を感じた。中でも貴社は、営業職が単なる商品販売にとどまらず、地域企業の事業継続や成長戦略まで見据えた提案を行っており、「経営のパートナー」としての役割を果たしている点に惹かれた。私はこれまで、AI技術を用いた予兆検知や分析に関わってきたが、テクノロジーだけでは支えきれない“人の不安”に寄り添う仕事を経験したいと考え、本インターンを志望した。プログラムを通じて、法人営業において信頼を築くプロセスや、保険の仕組みが社会に果たす役割について実感を持ちたい。また、社員の方との対話を通じて、自分自身の強みや今後伸ばすべき力を明確にしたい。

私はアメリカ・ボストン近郊のAIスタートアップにて、約6か月間の長期インターンに挑戦した。専門外の医療領域で、時系列データの異常検知モデルの構築を担当。英語での仕様確認や技術的議論に戸惑いながらも、自ら調査・提案を繰り返し、モデル改善案の実装を主導した。加えて、社内プレゼンを通じて提案が認められ、プロトタイプ改善プロジェクトの一員に抜擢された。語学力や専門性に自信のなかった中で、現地の仲間と信頼関係を築き、価値を創出できたことは大きな成功体験となった。この経験から、どんな環境でも臆せず挑戦し、必要な力を自ら補いながら成果を出す柔軟性と実行力を身につけた。

「保険業界＝リスクに備える」だけでなく、「信頼を通じて未来を支える」側面を意識して、自分の経験と接続させた。志望動機では、「なぜMSIなのか」「営業職としてどんな価値を発揮したいか」が明確になるよう構成。挑戦経験では、「なぜ挑戦したのか」「どう乗り越えたのか」「何が成長したのか」の流れを簡潔に整理した。

ESでは「自分の言葉で書いているか」「MSI営業としての適性が伝わるか」が重視されていた印象。挑戦経験では、他責ではなく「自分がどう行動したか」が問われ、志望動機では「保険の社会的意義」だけでなく、「自分がその中で何をしたいのか」の一貫性が見られていたと感じる。