三井住友海上火災保険の夏インターン体験記(MSインターンシップ5Days)_No.20289

日替わりで損害保険業務に関連するワーク

実質4日間のオンライン形式で開催された。（5日目は後日、本選考に向けた説明会などが行われる）
1日目は会社説明、損害保険業界の概要説明の後、グループに分かれて最初のワークに取り組んだ。例えば、特定の企業のビル建設プロジェクトにおける潜在的リスク（災害、事故など）を洗い出し、それに対する保険提案やリスクマネジメント策を考える、といった内容だった。2日目以降は損害サービス部門の業務に関連するワーク、法人営業部門の業務に関連するワーク、新規事業や取り組みの考案を行い、最後にグループでプレゼンテーションを作成・発表した。

このインターン参加者限定で、秋冬に開催されるさらに選考要素の強いインターンシップへの応募資格が与えられた。また、早期選考への案内もあった。内定者によるフィードバックシートも提供された。

志望度は大きく上がった。損害保険会社は事故後の補償が主な業務というイメージだったが、実際にはリスクコンサルティングや新規事業投資など、企業の挑戦を多角的に支える役割を担っていることを知り、その事業の幅広さと社会貢献性の高さに強い魅力を感じた。特に、顧客企業の潜在的な課題やニーズに寄り添い、最適なソリューションを提供するという点に、自身の強みである「相手の立場に立って考える力」を活かせると感じた。社員の方々の熱意や学生に寄り添う姿勢にも感銘を受け、ここで働きたいという気持ちが強くなった。

インターン期間中に、各グループに内定者のメンターがつき、昼休憩や座談会などで交流する機会があった。社員との座談会も設けられた。インターン終了後には、秋冬インターンや早期選考の案内があった。

参加大学は様々だったが、総じてコミュニケーション能力が高く、意欲的な学生が多いと感じた。特定の業界に絞っている学生は少なく、幅広い視野を持っている印象だった。グループワークでは、それぞれの強みを活かしながら、活発な議論が行われ、多くの刺激を受けた。

社員の方々は非常に熱意があり、学生一人ひとりに真剣に向き合ってくれる印象を受けた。フィードバックも丁寧で、学生の成長を後押ししようという姿勢が感じられた。内定者メンターの方々も親身に相談に乗ってくれた。全体的に、チームワークを大切にし、明るく活気のある雰囲気だと感じた。

損害保険業界、特に三井住友海上のビジネスモデルに対する理解が格段に深まった。単に保険商品を売るだけでなく、リスク分析、コンサルティング、事故対応、さらには新規事業開発や企業投資まで、非常に多岐にわたる業務があることを知った。日替わりのワークを通じて、それぞれの業務の難しさややりがいを具体的にイメージできるようになった。

大きく成長できたと感じる。毎日異なるテーマのワークに短時間で取り組み、アウトプットを出すという経験を通じて、情報処理能力、課題解決能力、そして時間管理能力が鍛えられた。特に、多様なバックグラウンドを持つメンバーと協力し、限られた情報や時間の中で最善の結論を導き出すプロセスは、チームで成果を出す力を養う上で非常に有益だった。

非常に高く、密度の濃い4日間だった。様々な部署の業務を体験できるワーク設計になっており、損害保険ビジネスの全体像を掴むことができた。グループワーク中心で主体的に取り組む場面が多く、社員や内定者のサポートも手厚かったため、非常に満足度が高かった。

損害保険ビジネスの多様性と社会的重要性、そして三井住友海上が「挑戦を支える」ために行っている多角的な取り組みについて深く学んだ。また、チームで目標を達成するためには、論理的な思考力だけでなく、メンバー間の活発なコミュニケーションと相互理解、そしてスピーディーな意思決定が不可欠であることを実感した。

ES・Webテスト・GDと選考ステップが多いので、それぞれの対策をしっかり行うことが重要だ。特にGDは協調性も見られていると思うので、自分の意見を主張しつつも、周りの意見を尊重し、チームとして良い結論を出すことを意識すると良い。インターン中は時間がタイトなので、事前にある程度企業研究を進め、損害保険業界や同社の事業について理解しておくと、ワークにスムーズに取り組めると思う。