- 2020年12月上旬
- 東京都
- 5日間
ES
| 提出締切時期 | 2020年11月下旬 |
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私は投資銀行で働く若手にとって重要となる資質は吸収力であると考える。というのも、投資銀行、特に私が志望するM&Aアドバイザリー業務で求められる能力としては、相手側の事情、考え方を探り出し、他の選択肢から得られる投資価値を比較検討しながら、取引相手にその選択肢を魅力的に見せる価格交渉力がある。しかし、それらは即座に身に着けられるものではなく、情報力、経験、投資家的感覚を土台として得られるものであると考える。したがって、それらを身につけていくために、重要な資質は、プロジェクト等を通してその都度、若手自らが主体性をもってあらゆる事象から学ぼうと意識し、実際にそれらを吸収していく吸収力であると考える。
今後起こり得ると考える資金調達については、サービス業界におけるフェムテック事業である。フェムテックとはテクノロジーを駆使して女性のヘルスケアやライフスタイルをサポートするビジネスであるが、その資金調達が起こり得る理由としては二点ある。1つが女性の社会進出に伴うニーズの顕在化である。というのも女性には妊娠、出産、晩婚化等多くの課題が存在し、それに対するソリューションが女性の社会進出を機に求められているためだ。2つ目は社会進出をした女性自らが自身の求めるサービスを開発するようになったことだ。インターネットを通して、女性特有の課題や問題が可視化される中で、プロダクトやサービスの考案の容易性が増した。
当たり前のことであるが、結論ファーストを心がけた。また、質問内容(1)については、自分自身が必要となるだろうと考える素質について、ありのままに答えることを心掛けた。これによって面接において深掘られた際にも余裕をもって答えることができる。また、そのために、ES段階でなぜそのように考えるのか?を自問自答して納得いく答えを導いておく必要がある。
(2)については、コロナ禍でありきたりなシステム導入に際しての資金調達やテレワークの促進のためのM&Aといった内容は避け、日経新聞などで得た知識をもとに、起きうると考えられる資金調達にフォーカスした。その際、机上の空論ならぬよう、起きうると考えられるファクトや根拠を明確にしておくべき。