SMBC日興証券の秋冬インターン体験記(リテール)_No.2403

証券会社の業務説明とグループワーク

1日目は証券会社の役割や業務に関する座学から始まり、証券に関する知識がない人でもわかりやすいものとなっていた。そこからは座学→グループワーク→発表→解説の2サイクルを行った。毎回のグループワークの発表には、1位を決める順位づけが行われ選考的な要素も感じられた。2日目は最初からグループワークから始まり1日かけてひとつの課題に取り組む形になっていた。最終的にはお客様役である人事の方に提案を行い評価されるようになっていたが、ここでも順位付けが発生し、それまでのワークに比べて順位の重要度が高いように感じた。
インターン全体ではグループワークメインの印象を受けたが、やりがいもあり楽しむ事ができた。一つ挙げるとすれば、参加者約40人程に対し人事が2名で回しており学生の評価を行うというよりは単純にインターンをただ行っているという印象が強かった。

インターン参加後に参加者限定のイベントに招待される。

インターンの最後に座談会の機会があり、現場社員＋人事の方に質問をさせていただいたがとてもフランクに答えて下さったのは好印象であった。特に業界内の他社比較の質問をしたときも自社を推すといった事はせずそれぞれの企業の特徴を平等に話されていた。

まだ就活が本格化してきていないこともあり、証券業界が初めてといった人も多くワークなどでも知識不足を感じる所はあった。ただ、発表の際の話し方や議論の進め方など前提知識を必要としない所を見るとレベルの高さを感じる部分もあった。

とてもフランクな印象であった。2名人事の方がおられたが、ワーク中も気さくに話しかけてくれ、少し癖のある発表を行ってもその面白さを褒めるなどあまり硬い印象はなかった。特に印象的であったのが、世間一般的に金融業界がやばいと言われている事を否定せず、加えて悪い部分も包み隠さずに話されていたのでそのあたりは聞いていても学生に対して誠実さを感じた。

証券業務に関する知識を座学ではなくワークを何回もこなす事により学ぶことが出来たのはよかった。証券に関する知識がある程度ある人でも新たに学べるポイントは多いと思う。また、ワークの他にも企業に関する説明の時間や社員座談会などを通じて企業理解も深めることができたので良かったです。

証券業界をこれから見るという人でも参加して学びの多いインターンだと思います。ただ、ワークの発表に順位付けが行われるのでそこで個人と言うよりはグループ全体で評価している可能性もあると思うので、やはりワークのアウトプットには力を入れたほうがいいと思います。