SMBC日興証券の夏インターン体験記(投資銀行部門)_No.21933

企業のM&A案件や資金調達に関するケーススタディ分析

実際の案件に近いケーススタディに取り組み、企業価値評価やM&A戦略の立案、プレゼンテーションを行う。現役バンカーからのフィードバックを受け、実務に即した知識やスキルを習得する。また、投資銀行部門の各チーム（M&A、ECM、DCMなど）の業務内容についてレクチャーを受ける機会もある。

本選考でのES通過
一部選考のスキップ（Webテスト免除など）
早期選考への招待
現役社員とのネットワーキング機会
投資銀行業務への理解を深められる点が本選考で有利に働く

元から第一志望だったから

参加学生の大半が東大・京大・一橋・慶應・早稲田などのトップ大学からの参加者で、財務・会計知識を備えている学生が多く見受けられました。また、多くの学生が投資銀行業務に関する予備知識を持っており、企業価値評価やM&A戦略について的確な意見を出せる人が多かったです。英語力も高い傾向にあり、国際的な案件ディスカッションでもスムーズにコミュニケーションを取れる学生が少なくありませんでした。ただし、全員が専門知識を完璧に持っているわけではなく、熱意と学習意欲の高さが共通点として挙げられます。

投資銀行業務は単なる数字やモデルの分析だけでなく、クライアントのビジネス戦略を深く理解することが重要だと学びました。特に企業価値評価では、数値的な分析だけでなく、業界環境や競合状況、将来の成長可能性など多角的な視点が求められることを実感しました。また、チームでの協働が非常に重要で、異なるバックグラウンドやスキルを持つメンバーが互いの強みを活かし合うことで、より質の高い提案ができることを体験しました。さらに、クライアントとの信頼関係構築の重要性やプレゼンテーションでの説得力ある伝え方など、投資銀行マンとしての基本姿勢についても多くの気づきがありました。タイトな締め切りの中で質の高いアウトプットを出し続けるタイムマネジメント能力や、プレッシャーの中でも冷静に判断する精神力の重要性も身をもって体験できました。

SMBC日興証券の投資銀行部門インターンに参加する前に、基本的な財務知識（BS/PL/CFの読み方、企業価値評価の基礎など）を習得しておくことをお勧めします。また、最近の経済ニュースやM&A案件について自分なりの見解を持っておくと、ディスカッションで積極的に発言できます。インターン中は質問の機会を最大限に活かし、現役の投資銀行マンから実務的なアドバイスを引き出すことが重要です。グループワークでは、単に発言量を増やすのではなく、チームの成果に貢献する姿勢を示すことが評価されます。また、夜遅くまで作業が続くこともあるので、体調管理にも気を配りましょう。最後に、インターン後も築いた人脈を大切にし、継続的に業界の動向をフォローアップすることで、本選考に向けた準備を進められます。