大和証券グループ本社の夏インターン体験記(資産コンサルタント)_No.13167

証券に関する講義/ヒヤリングのロールプレイ/資産運用提案ロールプレイ

証券業務に関わる講義を現場の社員の方々にしてもらった。その後は、実際に顧客から聞き取りを行うヒヤリングのロールプレイと資産運用の提案ロールプレイを行った。社員の方が顧客役で私たちがヒヤリングをしてニーズに合った最適な運用方法及び銘柄を選定して提供（発表）をした。

一つは会社の雰囲気が良いのと社員の方のサポートが充実しているからだ。座談会にてその良さが伝わった。また、証券業界とはいっても顧客とのコミュニケーションが必要になり、特に大和証券は顧客や地域とのつながりを重視しており、金融業務を通じ地域貢献をするという自身の夢に通ずるものを感じ取ったため。

正直主体性のないメンバーの集まりではあったが、他のインターンでの経験値をふんだんに活かしたり前日までに資料の読み込みをしたりしている方がおり、それをベースに共有や役割を分け完成に持ち込んだが、前持った下準備や知識が当日の運びにとって非常に重要なカギになると感じた。

巡回してる際に社員の方から、自身のインターン経験談やワークで候補に出した商品と実際に取引・提案した銘柄に関するアドバイスを、学生の目線に立って説明してくれた。

今回のインターンにおけるワークは「ロールプレイ」だったということもあり、通常のワークよりはるかに実践的で現場に近い雰囲気で臨めたと考える。課題テーマに使った顧客情報や運用資金の活用提案、一から探す銘柄選定などかなりハードな内容だったが大和証券で勤務するなら自分がこの場面でこうするであろうという想像はできたから。

専門的な知識や日本の株式変動についての知見のなさが足かせになると思っていたが、ヒヤリングを通じて顧客に関するもっと重要な情報を得ることへの共感と必要性が身に着けられ、社員の方や同じグループの参加者の方々にもフィードバックでそこを評価していただいたから。

参加してみて、正直今回のワークは難しいと感じた。単純に株式・投資信託に関する専門的な知識が足りていないという事もあるが、ワーク中に自分の強みを活かせなかったこともある。自分の強みの使いどころや対人スキルが一定レベル無いと今後この業界で生き残っていくのは難しいと痛感し、社風や企業の魅力を実感した分居たたまれなさを感じた。ただ、それ以上に証券業界への興味は深まったので、志望業界は変えず逆に今回の経験をバネに金融というフィールドに自身が適応するための分析をしていこうと考える。

今回参加したテーマが資産コンサルタントっていうこともあり、もともと証券会社のイメージが選定した銘柄を顧客に売って金を回すという風で機械的なイメージが強かったが、実際はもっと顧客に寄り添いプロフィールやその裏に隠された内容にまで深堀し最適なサービスを提供する信頼やコミュニケーション力が必須なパッションある業務だと感じた。

あるに越したことはないが、詳しい専門知識や実務経験などは正直必要ない。ただ、コンサル業でもあるため、普段の学校生活やバイトで人と関わる際淡々とことをこなすのではなく、脳内で選択肢（コマンド）を用意し、次に何をするか・こう来たらどうする等色んな視点で意思疎通を図ってみるのもあり。