- 2017年10月
- 東京都
- 1日間
- 交通費支給あり
- 昼食支給あり
ES
京都伝統芸能舞台運営のアルバイトでの話である。
毎日公演される舞台の運営は、学生アルバイトにほぼ全ての業務が任されるため、大きな責任を背負い働く経験ができる。
しかし、私が業務に慣れた頃、ひと月で半数程の公演が遅延し、社員から学生だけでの運営を見直す提案があった。社員の信頼を失った中、卒業された先輩が従業員としての自覚を持ち働いていた姿が成長のカギであった。その姿から、与えられた業務だけを機械的にこなす自分に気づいた。
再び社員の信頼を取り戻すためには、業務に伴う責任を学生が自覚して働く必要があると考えた。
そこで、私は舞台設置の際の手順を振り返り、一つの小さな遅れが舞台運営を大幅に遅らせることを再認識したことで、強い責任感が身についた。そして、自覚した責任を学生間で共有して、従業員の一人としての意識を高めた。
結果、遅延は月に一度程度まで減少し、社員の信頼を取り戻したことで、自身の成長を実感した。
私が考えるリーダー像は、他人を上手に動かすことができる人間である。
このように考えるのは、高校での反省を生かした大学での経験による。
高校の部活動では主将を務め、周囲の負担を減らそうと仕事を全て一人で請け負った。しかし、他のメンバーがチームに貢献する機会を奪い、チームの一員としての意識を薄れさせてしまった。結果、目標を共有できず、思うような成績を残せなかった。
そこで大学では、テニスサークルの主将として練習管理やコーチ依頼など全てを統括するも、個人の処理能力やテニスの実力を考慮しながら判断して、仕事を適材適所に割り振った。これにより、皆がチームの中で自身の役割を理解し、チームに貢献する意識を持つようになった。結果、休日返上で練習するなど各自が自主的にも取り組むことで実力が伸び、約30チームが出場する団体戦で準優勝することができた。
この経験から、リーダーとは他人を生かすことができる人間だと考える。
結論ファーストで書くこと。できるだけ短文で書くこと。誤字脱字のチェック。