住友商事の秋冬インターン体験記(総合職)_No.24562

新規事業立案ワーク

6人程度で1グループを作り、新規事業の案を構築した。市場調査だけでなく、実際の社員から話を伺い、構想を練る経験ができた。

インターンで実施された新規事業立案ワークを通じて、社員の方々の柔らかい雰囲気と本気で学生の意見に向き合う姿勢に触れ、志望度が大きく上がりました。また、他業界の事業を組み合わせて価値を創出するという課題から、住友商事の持つ幅広い事業領域やネットワークの強みを実感しました。

特に印象的だったのは、学生たちの国際的な視点から社会課題を捉え、実現可能性と収益性を両立する提案を構築できる思考力でした。議論では、論点を論理的に整理しながらも他者の意見を受け入れる柔軟さを持ち合わせており、自分も大いに刺激を受けました。

社員の方々はフラットかつ知的な印象で、学生の意見にも丁寧に耳を傾けてくださいました。とくにグループワーク中のフィードバックでは、「なぜその事業が住友商事で実行可能か」「収益性はどう担保するのか」といった実務レベルの厳しい視点から深掘りいただき、非常に学びが深まりました。

新規事業立案を通じて、住友商事がどのように多様な事業を横断しながら価値を創出しているのか、より深く理解できました。国際色豊かな現場社員とのディスカッションや、過去の事例紹介を通して、「三方よし」の精神を軸としながらも、収益性や実行プロセスまで冷静に検討する姿勢に触れ、総合商社としての本質的な価値提供の考え方を学ぶことができました。

住友商事のインターンを通して、事業構想においては「発想力」だけでなく、「実行可能性」と「収益性」の両立が不可欠であることを学びました。国際市場を念頭に置いた提案の中で、法規制や競合優位性、パートナーシップの現実性まで検討する必要があり、商社ビジネスのスケールと難しさを実感しました。また、社員の方々の視座の高さと真摯なフィードバックから、成長意欲を強く刺激されました。

インターンでは、提案の「面白さ」だけでなく「収益性」「実行の現実性」「社会価値」まで高い水準で求められます。あらかじめ総合商社のビジネスモデルや注力領域、海外案件の動向を調べておくと説得力が増します。また、社員との対話の中で国際感覚や多角的な視点も問われるため、ニュースや海外ビジネスにもアンテナを張っておくことをおすすめします。