伊藤忠商事の秋冬インターン体験記(データ・金融 マーケティング)_No.1063

エコポイントキャンペーンをモデルに、利益が数百万程度しか生じていない状況を伊藤忠の強みを生かしながら打破するMD（商品）戦略とプロモーション戦略を立案する。

始めに総合商社、及び伊藤忠の成り立ちと現状について説明がある。その後、グループワークに移り、課題を与えられ、ランダムに分けられた7人グループで50分間話し合い、解決策を立案。その後5分間、全体にプレゼンし、インターン担当者よりフィードバックを得ることができる。グループワーク後、伊藤忠商事全7部門(カンパニー)の社員と交流し、座談会をする。

社員と話す機会が濃厚であり、一人一人がキャリアに対する思い、その卓越したハートを語ってくれる。人間的に惹かれる人たちが多く、基本的にどんな質問も投げ掛けることができ、それに真摯に答えてくださる。こんな人間がたくさん集まる会社に入りたくなくなる訳はないと思う。グループワークで集まった人たちも抽選選考とは言え、刺激的で頭のいい人が多かった。

課題をすぐさま明確にし、その解決策の手段を3個ほど、最初から考えていた。グラフや数字、状況叙述だけでものごとを瞬時に理解している人がいたのは印象的だった。

座談会では真摯に質問に答えてくださる。また、現在取り組んでいる課題や、抱えている思いを学生相手に本気でしゃべってくれる。ただ、社員一人に対して8人前後の学生が囲んで行う座談会なので、あらかじめ聞きたい内容や、興味のあるカンパニーを洗いだした方がよい。

課題把握能力と、グループワーク時の質問の仕方。鋭い意見を持っている人ほどあまりはっきり喋らないことが多いと思った。それを引き出すこと、質問を投げ掛け、応答を引き出すことは誰でもできる。スピード感があるグループディスカッションだったからクリアな頭で望んだ方がいい。聞くだけの一方向のものではないので注意。

必ず応募した方がいい。1dayだとみくびることなく、率先して飛び込んでほしい。中でも目を引いている学生には社員から声がかかるし、その後のやり取りでは就職活動に有利な情報が聞き出せると感じた。1day自体は選考に関係ないらしいので、あくまでもそこで自分がなにかやるというスタンスがよいと思う。