ＳＣＲＥＥＮホールディングスの夏インターン体験記(生産技術職)_No.20922

半導体の安定供給に貢献したいからです。私は過去にデスクトップパソコンを購入した際、半導体不足の影響で納期が遅れた経験があります。この経験を通じて、半導体が身近で現代社会に必要不可欠なものであると再認識し、半導体の安定供給に貢献したいと強く思うようになりました。また、半導体の安定供給には製造装置の技術革新が必要であるため、それを支える生産技術のさらなる発展が重要だと考えています。そこで、半導体製造工程の約3割を占める洗浄装置で世界トップシェアを誇る貴社の生産技術に興味を持ちました。特に、貴社がAIやロボットなどの最新技術を駆使して生産工程の自動化・効率化を実現している点に注目しています。この技術は労働者不足が進む中で、より重要になると考えています。本インターンシップに参加することで、貴社の生産技術に触れ、生産工程の効率化に必要な価値観やスキルを学び自己成長の場としたいです。

研究で最適化アルゴリズムの導入に難航しましたが、周囲の人に相談し協力を得ることで解決しました。私は電極による脳の電気刺激に関する研究を行っており、適切な刺激のためには電極位置や電流強度などの条件を最適化する必要があります。そのため、最適化アルゴリズムの導入が不可欠でした。初めは文献調査などを行い導入を試みましたが、知識がない私にとって自力での導入は困難でした。そこで、同じ研究室の先輩や指導教員に相談することにしました。相談の準備として、問題の概要、最適化アルゴリズム導入の目的、そして自身の現状の理解をスライドにまとめました。このスライドを用いて先輩や指導教員に説明することで、的確なアドバイスをいただけました。結果、最適化アルゴリズムを導入でき、研究を効率的に進められました。この経験から、困難な問題に直面した際は一人で解決しようとせず、周りの人に相談し協力を求めることの重要性を実感しました。

脳疾患の治療を目的とした脳の電気刺激に関する研究を行っています。本手法は、頭部に貼付した電極に電流を流すことで治療が可能であるため、患者への身体的負担が小さく、近年医療分野において注目されています。しかし、電流が頭部全体に広がるため、標的領域のみを刺激するのは難しく、非標的領域も刺激されることで症状が悪化する可能性があります。そのため、標的領域のみを刺激をするためには、電極の貼付位置や電流の強度などの電極条件を調整する必要があります。しかし、安全面や時間的制約から、実際の人を対象として様々な条件を調整するのは困難です。そのため、私はMRIデータから作成した頭部モデルを用いて電磁界シミュレーションを行っています。さらに、最適化アルゴリズムを導入することで、標的領域に局所的で高強度な刺激を実現する最適な電極条件を検討しています。このように、医学ではなく工学の視点から、医療分野に貢献しています。

私が主体的に周りを巻き込んで目標を達成した経験は、5年間勤務しているアルバイト先の飲食店の業務効率化です。当時、ピーク時に料理提供が遅れ，顧客から不満が上がることが課題となっていました。バイトの中で唯一，キッチンとホール両方の業務経験があった私は、キッチンが忙しい一方でホールには余裕があることが多いと気づきました。そこで，バイトリーダーとして、ホールスタッフにも簡単なキッチン業務を手伝っていただくことを提案しました。慣れない業務に戸惑うホールスタッフには，5年間の経験から得たノウハウを活かしマニュアルの作成を通してサポートを行いました。結果として、料理の提供時間を約15分短縮し、顧客満足度の向上につながりました。この経験から、多角的な視点で問題解決に取り組むことの重要性を学びました。このように、周りのスタッフを巻き込みながら、主体的に業務改善を行い、目標を達成することができました。

結論ファーストで論理的に書くことを意識した。

協調性と論理的思考力