2011年卒ワタミの志望動機詳細（立命館大学/男性）（公開）

実際に企業に提出した志望動機

11年卒

文系

男性

学校名

：

立命館大学

職種

：

非公開

志望動機

「地球上で一番たくさんの“ありがとう”を集めるグループになろう」―欠伸の出るような、実につまらない言葉だと言ってもいいかもしれない。しかし私は、このスローガンの根底にある、ワタミグループの全ての事業で一貫している「自分の幸せと他者の幸せを重ねる」という行動指針に強く共感した。感動こそしないが、よくぞここまで堂々と言ってのけたなと思うし、ワタミグループの経営理念が徹底して貫かれていることに感心した。私は、ワタミの考え方とその事業内容に“誠実の凄み”を見た。
　豊かさがある程度成熟し、価値観も多様化して人と人との関係性が希薄になる現代社会。私たちは先行きが見えない社会の中で、何か新しい考え方や生き方を模索しているのではないかと思う。そこで一つの考え方としてあると思うのが、「利他的に生きる」ということではないかと思う。人間は自己中心的な生き物であり、あくまでも自分や自分の身近な関係者を優先的に守ろうとする意識が働く。しかし、「たとえ偽善的だとか、自己満足だとか言われても構わない。人に喜んでもらうことが私は気持ちがいい。だから何か行動したい」という姿勢は、「宗教みたいだ」などと何かしらの不満や愚痴をこぼして何も行動しない人たちよりも、間違いなく「誠実」だと思う。もちろんワタミにも労働時間や賃金の問題を始めとして、理念に酔って他人に押し付けてしまうような、これこそ宗教的だと言われるような人が出てくる可能性の問題もあると思う。だからこそ私は常に冷静にワタミを見ていきたいし、自分がそうした課題を改善していける存在になろうと思う。
　外食産業から始まって今では介護、農業、教育という多様な分野に進出しているが、そのどれもがこれからの時代の中で特に大事になるであろう分野であるし、私たちの生活に密接に関わってくるもので、どれも虚業ではなく実業だと言えるのではないかと思う。そうした意味でも、「誠実に生き、社会や人を良くするために何か大きな貢献がしたい」と思う私にとって、ワタミグループの存在はとても面白く、心惹かれる何かがあった。また、面接の際、自分を偽ることなくワタミの批判を含めて更には第一志望ではなかったということまで正直に話してしまったが、長時間にわたって聞いてくださり、他社にはない「懐の深さ」を感じた。これから介護事業の仕事をしていくが、自分の中でやりきったという達成感が抱けたとき、関心の高い農業や教育の分野にも進んでいきたいと考えている。

感謝2

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