本田技研工業（ホンダ）の秋冬インターン体験記(知財法務部)_No.21853

大学3年生の夏休みに敢行した自転車で日本縦断は大きな挑戦であったと考える。準備として自転車屋にて半年間の短期アルバイトとして勤務し、整備技術の習得と旅費の貯蓄に努めた。北海道を出発してからの1週間は、パンクや向かい風の影響で思うように進めず、予定の半分程度しか旅程をこなせない日もあった。これに挫折感を覚え、北海道縦断を区切りとしようと考えていた。しかし、函館の夜景を見たことで、日本の素晴らしい景色や文化に触れずにいるのはもったいないというこの旅行のきっかけとなった感覚を思い出すことができた。その後も厳しい天気や峠、機材の不調などに見舞われたが、最終的に鹿児島まで到達し、日本縦断を完遂することができた。

私には将来、日本の産業を知財の側面から支えたいという夢がある。その達成には知財分野に対し、戦略的に取り組む必要があると考えるが、貴社の2つのユニークな点がそれに適っていると考えたため、貴社のインターンを志望する。1つは知財部と法務部が統合されている点、もう1つは社員間の垣根の低い点である。戦略の観点から考えると前者は知財の訴訟や契約において法務のプロと一体に動くことで自社の利益を最大化でき、後者は貴社の「ワイガヤ」という概念が社員の方々に浸透していることで優れたアイデアが生まれやすい土壌が整っている点が有利に働くと考える。インターンに参加した際には他の参加者と活発な議論を行うことで理系のみならず文系の見地も取り入れた学びを得たい。

他社の知財系インターンでは明細書の文言をどうすれば権利範囲を最大化できるかなど、個々の特許に着目した「戦術」を学ぶことが多く、知財部の立場からビジネスにどうアプローチするかという貴社の「戦略」的なプログラムは唯一無二に感じた。本コースにてそういった観点に基づいた他部署の方々との関わり方や、知財を軸にしたビジネス発案の感覚を学びたいと考えたため、インターンへの参加を志望する。

字数が300字程度と短かったため、1文1文に冗長な表現がないように気をつけた。また、各文のつながりが途切れないように細心の注意を払った。

分からない問題は飛ばす

公務員試験の勉強をしていたためそれで代替することができた。

なぜESのチャレンジをやろうと思ったのか,知的財産に興味を持ったきっかけは,法務部の仕事について知っていることは,知財部とどのようなシナジーが考えられるか

知財部員に求められる素養

志望動機の他に学生時代に成し遂げたことを問われた。その設問ではそれぞれの持っている情熱やそれをモチベーションとしてどのように行動し、どのような結果を残すことができる人間なのかを問われているように感じた。

場数を踏んでよくある質問を把握しておくこと

知識ゼロでの入社が前提の職種であるため、夢やポテンシャルを強調した方が感触は良かった。